このレビューはネタバレを含みます
外国人の母と日本で生まれたハーフの子の日本での生きづらさを描いた作品と思って観始めたら、それだけでなくゲイという要素もあってなかなか一筋縄ではいかないなと思った。親子の絆や愛情というより「Angry…
>>続きを読むフィリピン人の母、18歳の息子。父からは養育費が送られている。
母の突然の再婚。息子は実は同性愛者だ。
何があっても陽気で前向きな母、国に送金するために必死の母、本気なのはわかるけど周囲の空気もわ…
(1) 《家族》にも、多様なあり方がありうる。
(2) 国籍×セクシュアリティのインターセクショナリティについて、考えさせられる作品。《異》として扱われる他者からの眼差しは、青少年期には、鋭く突き…
自分の出生と性的嗜好、母の仕事と再婚、常にコンプレックスと怒りを感じる高校三年生の純悟は、ある日自分の父親を探す旅に出るという青春作品。
社会的マイノリティとして辛い経験をしながら逞しく育ってきた純…
まずタイトルで勝ってる。本質的。シビれる。
火の車の暮らし、フィリピン人の母に怒り、同性愛の偏見にもがきながら生きる、ある青年の物語...。もっと話題になってもいいのに、ってくらい良い映画でした。…
フィリピン人の母を持ち、加えて同性愛者という男子高校生の生きづらさ。
いつも喧嘩ばかりで怒鳴り合うシーンが多いですが、このへこたれない勝気な母ちゃんは元気で頼もしい。
しかし湿っぽくならない明るさ…
映画自体はとてもよかったのだけど、外国人差別問題、国籍?ビザ?のための結婚、フィリピンパブで働く母親を持つハーフの息子としての葛藤やいじめ問題……そこだけにとことんフィーチャーするんでよかったなぁと…
>>続きを読む#世界は僕らに気づかない
差別や偏見、異文化、セクシャルマイノリティなど複雑なバックグラウンドを抱えながら生きる純悟。
ガウさん演じるフィリピン人の母とのひりつく衝突さがリアルで悲しみや寂しさに…
このレビューはネタバレを含みます
4/12山形フォーラムで見てきました。世界の隅で生きづらい思いをしている人たちへのエールのような映画でした。フィリピンハーフでホモセクシュアル、という主人公が生きづらさを感じながらそれでも前に向かっ…
>>続きを読む©Soichiro Suizu