このレビューはネタバレを含みます
向井秀徳氏のクレジットと女性2人の映画であることだけ事前知識としてある中で視聴。結果として短時間での感情の起伏が激しく、視聴後にどっと疲れる映画となった。
序盤の2人のコミュニケーションにおいて、…
想う人さえいればこの世はどうだっていい。
一人の人を想い続けることの美しさとグロさ。
愛憎渦巻く若者達の危うく刹那的青春が痛々しい。
2人の距離感を暗示する神カットの数々に加え、塩田監督の描く抽象…
麻希のいる世界というタイトルは、また同時に麻希のいない世界の到来を予告している。したがってわたしたちは、はじめの砂浜での二人の視線の交換による出会いのシーンから、すでにいずれ来るべき別離の予感を重ね…
>>続きを読む麻希のいる世界しか勝たん状態の由希。
辿り着いた世界に麻希はいるのかいないのか。
凄いショットが沢山あった。
例えば。
予告編にも使われていた、二人が地面に寝そべって空に両手を伸ばすカット。
小…
・麻希がいなくなった世界で麻希と同じ行動をする由希
→まるで麻希を呼び戻すための儀式のよう
・足音の大きさが特徴的
・絵が決まっていて、カメラと役者の距離感が好み
・由希母親のキャンプに向かう際の車…
凄かった。
そこに辿り着くために、それに触れるために、削ぎ落とされ、捧げられていく人生。
主演二人と窪塚愛流は演劇的なアプローチでこの異常なハードボイルド空間を形成。『さよならくちびる』の脇役だ…
要所要所印象に残るような美しい場面もあったし、主演2人はほんとに綺麗に演じてくれたなと思う。
ただトンデモ展開多すぎて小学生が描いた漫画を読んでるような気分になった。2人に降りかかる厄災が多すぎてど…
この2人の女子高生は、ラブなのか?
あの海辺のすれ違いシーンから いきなり 何故に 麻希に 由希の 生きる全てを って 展開に なれるのか?ただの すれ違いだけで 彼女の 何を わかるの…
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