あの時麻希を見てから、そして彼女の歌声を聴いてどうしようもなく麻希に惹かれてしまった由希にとって、どんなに翻弄され裏切られても地獄の淵をのぞくようでも、まるで麻希の存在が由希が生きている証のようで痛…
>>続きを読む結論からいうとかなり好き嫌いの分かれそうな映画でした!
まず登場人物は全員何かしらヤバいやつです。主人公の由希からもう共感はしずらいと思います。自分勝手な由希、魔性の女の麻希、DV気質のある祐介と…
誰にも侵されないふたりだけの世界。
友情でも恋でもない、形容し難い関係は常に危うさを纏っていた。
ラストカットで一気に引き込まれる。
痛々しいほどに無垢な感情を持つ由希を上手く表現していた。
あの…
このレビューはネタバレを含みます
劇中3度倒れる新谷ゆづみ、3度目のみ仰向けに倒れるのはその顔を伝う涙をよく見せるためなのだろうが、この涙の流れ方がとても良かった。所謂「泣く」という所作に一般的に付帯する感情から切り離された涙そのも…
>>続きを読む『さよならくちびる』的な爽やか青春ものかと思いきや『月光の囁き』や『害虫』のようなクセ強映画だった
麻希役の日髙麻鈴は原節子とみちょぱを足して割ったみたいな顔立ちで周囲の人間が思わず惹かれてしまう…
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