真田ピロシキさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL(2002年製作の映画)

3.5

戦わなければ生き残れない!特撮に縁のない人生を送っていたのですが、たまたま早起きした日にテレビをつけたらたまたまやってたこれを見てそれが結構面白そうで見続けていて、でも次の555はそれほどでもなくその>>続きを読む

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

2.8

昨日の『式日』に引き続いて庵野秀明実写作品。これは未見。見てなかったのは純粋に何の興味もそそられなかったからです。この映画の世代ですが学校なんてやめたくて仕方なかったエスエージーエーの民に取って、シブ>>続きを読む

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

4.5

もう20年以上前にこの映画は見てて、その時はなかなか面白く感じた記憶がある。昨年末に完全に惰性でシン・エヴァンゲリオンを見て予想通り面白く思えなくて、25年もかけてこれかよと庵野秀明に失望してちょうど>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.0

前のやつはアメコミ映画離れの一因となったほど最低の映画だったがそれに比べるとずっとマシで、ビールを飲みながら眺めるには景気が良い映画。しかし面白いとはあまり感じなかった。

冒頭は良いんですよ。誰だか
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水戸黄門漫遊記 怪力類人猿(1956年製作の映画)

3.0

化け猫や人喰い狒々との遭遇を見てきた黄門様漫遊記シリーズを久しぶりに鑑賞。U-NEXT最高。今作の相手はゴリラ。化け猫に比べると全然普通に思えてしまう。しかしこのゴリラ君、戦闘能力は高く人喰い狒々や刀>>続きを読む

白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.0

今年の映画初めは去年に続いてマブリー映画。あけマブリーおめでとうございますです。しかしこの映画は予感していた通り、非常にエメリッヒくさい。開始5分で始まる大倒壊ショーは所々CGの粗さが鼻についてた『新>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.3

97分。なんて素晴らしいんだろう。映画は2時間半なければいけないと思っているMARVELやDCの奴らは即刻見習うべき。今回も一切深い事を考えずに見ていられる気取らないご機嫌な娯楽映画です。ヴェノムちゃ>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.7

エヴァンゲリオンに対して最早何の興味も残っていないのだが、リアルタイムでTV放送を見てこれ以外は全ての映画を映画館で見たのでケジメとして今年中に見ようと思った。面白かったらラッキーくらいの気持ち。>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

映画を見たいが風邪引いてて体調が良くなく、気楽に見れそうなのを探していたら71分しかないこれが向いてると思い選択。3人のヤンキーが思いつきでバンドを始める話で全く楽器を触ったことのない奴らがやる音楽な>>続きを読む

グレタ ひとりぼっちの挑戦(2020年製作の映画)

3.8

グレタ・トゥーンベリが学校ストライキを始めた頃から2019年に国連ビルでスピーチするまでを追ったドキュメンタリー。環境保護活動家のシンボルとしての姿を捉えているのは勿論だが、自閉症スペクトラムの自分に>>続きを読む

劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター(2019年製作の映画)

3.5

先日TVシリーズを見終えてから臨む劇場版Gレコ。まぁ、富野監督恒例の総集編映画なんだけどTVシリーズがとにかくこっちが世界設定や登場人物を理解する間もなく駆け足で進まれてよく理解できていなかったのでこ>>続きを読む

小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.4

沖縄と基地。MONGOL800の楽曲をモチーフにした青春バンド映画の体を取りながら内地と沖縄に置けるその見られ方の差を映していてなかなか興味深い映画でした。これを見た理由は『彼女が好きなものは』を見て>>続きを読む

燃える勇者(1981年製作の映画)

2.9

久しぶりにスコーピオン真田さん。両親の骨を埋めに初めて日本を訪れた青年ジョーが手違いで滞在した町で悪徳企業との戦いに巻き込まれるという話。「アフリカへ帰るんだ」と言うジョーさん。アフリカのどこだよ。ざ>>続きを読む

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

5.0

Filmarksをやってるような人にはLGBTQを取り扱った作品を見ることも多いかと思う。かくいう私もそうした作品は割と積極的に見てる方で、Twitterでは相互にレズビアンの方がいたりしてたまにやり>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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良い評判を聞いててTwitterに流れてくる情報では色々ポリティカルコレクトネスを意識した作品らしいので女子高生殺し屋という一見安っぽいアニメのクリシェに思える設定も巷のJK搾取に抵抗するような意図が>>続きを読む

EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2021年製作の映画)

4.0

前作ANEMONEから全く新たな物語に舵を取った完全新作画のシン・エウレカセブン。元々ロボットアニメにジャンル分けされるが主人公がロボットを駆って戦う姿がそれほど多くはなかった作品だけあり、序盤の鋼鉄>>続きを読む

ヒルコ/妖怪ハンター レストア&リマスター版(1991年製作の映画)

3.4

塚本晋也監督の未見作品リマスター版。諸星大二郎の原作漫画を予習してから臨んだのだけれど全然違う。話は色々なエピソードを組み合わせていてそれは良いアプローチと思うのだが、それ以前に雰囲気が似ても似つかな>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.4

高校演劇の実写映画化なのでそれらしく限定された空間で繰り広げられる映画となっており、試合状況などが映されることは一切なく台詞で物語は進行する。絶対エースの存在にやる気が失せた元野球部の藤野、インフルエ>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

2.8

長い副題がダセえ。ゆるキャンロスでゆるキャン出演者から福原遥と柳ゆり菜が出ているので見た。そういう目的だと両者ともそこそこ目立つ役ではあるものの映さなくても大して差し支えのない脇役なので期待外れでしょ>>続きを読む

燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

3.4

リングフィットアドベンチャーが次でクリアだが今日はどうもやる気が起きず、ルーチンの格ゲーも乗り気でなくてしかし日々の闘争心は絶やさないために借りてたこれを鑑賞。『おじいちゃんはデブゴン』みたいに勝手な>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ナチスの映画くらいの情報しか持たずに見た。おお、お気に入りのフォックスサーチライト映画。ビートルズの音楽をバックにナチに熱狂する大衆の記録映像から始まる主人公ジョジョの姿。チビで気弱な彼最大の親友はイ>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.0

『映像研には手を出すな!』が大好きで同様に映像製作を扱った『サマーフィルムにのって』も気に入ったので本作も使命感に駆られるように鑑賞。アニメなので必然的に映像研と比較してしまう。本作で気になったのは絵>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

イジメ自殺に関するドキュメンタリーで局は学校が悪者という単純な図式で絵を描いているがフリーのディレクターである由宇子(瀧内公美)は死んだ子と関係を持ってたと言われた教師 矢野の立場にも立ってマスコミ批>>続きを読む

ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

3.4

完結編のEUREKA公開を来月に控えて見た。と言っても前作のハイエボリューション1があまりに酷かったのであまり期待も出来ず見始めると困惑。石井・風花・アネモネなる名前で父との日々を語られるアネモネにえ>>続きを読む

ねじ式(1998年製作の映画)

2.5

にしらはろくな銭もねいくせに海だと山だとけつかる。まっことたまげたもんだ。コバヤシチヨジは好きです。この映画でチヨジを演じているつぐみも結構好きな人だったのですがめっきり見なくなってしまいました。さて>>続きを読む

悪夢探偵2(2008年製作の映画)

3.5

1作目より大分面白い。影沼の自殺した母にしろ菊川にしろ人の心が読めてあらゆる物を怖がってしまうのは繊細さと感受性の強さとも読めてそういう人達は往々にして生きづらさを抱えている。それらの人々が疎まれて自>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.5

ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの伝記映画。ムーミンは夏にムーミンコミックス展に行ったり、ミイのグッズを持っててこの映画も昨日グラニフで買ったミイTシャツを着ていったが、ムーミンの制作秘話を求めると期>>続きを読む

Dr.ピノコの森の冒険(2005年製作の映画)

3.0

手塚先生の原点であるディズニー風アニメーション世界をピノコが冒険する7分の短編。監修には息子の手塚眞で娘の手塚るみ子も声優として参加。手塚治虫の系譜を上から下まで敷き詰めたアニメと言える?アニメーショ>>続きを読む

ラッカ(2017年製作の映画)

3.0

Netflixで『OATSTUDIOS』という名の短編集として配信されているエピソードの1つ目。監督は『第9地区』のニール・ブロムカンプ。冒頭で地球はエイリアンに侵略され環境を作り変えられて温暖化が進>>続きを読む

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.4

腕っぷしの強い刑事ユンはトランスジェンダーだった。という筋書きで、弟分も敵であるヤクザの親分すらも男の中の男と憧れる程に屈強な男性の内面が女性である事のズレがドラマになると思ったのだけれど、あまり噛み>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

今年『映像研には手を出すな!』に大ハマリした影響で映像創作系の話は是非とも見たくなって手を出した本作。ハダシ、ビート板、ブルーハワイと言う珍妙な名前のメインキャラ3人は『HOUSE』?そしてタイムトラ>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.4

7月に水俣市で水俣病資料館を見物し、その後石牟礼道子の『苦海浄土』を読んで一連の水俣旅行の締めくくりのような意味も込めて本作を鑑賞。率直な感想は『ユージーン』というタイトルで良かったんじゃない?水俣病>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.6

なかなか主題を掴みあぐねていたが見てて悪い気持ちはせず濃い映画体験を過ごせた。フェミニズム映画のような文脈で紹介されていたのでそういう展開を想像していたが、家父長制の塊である父親や兄にしても映画の1要>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.0

2回目のワクチン接種を終えて大人しくしててちょうどU-NEXTの体験期間が終わる間近な事もありそんな時でもなければ見なさそうな映画を見た。劇場公開されたジャスティスリーグはBvSの負債を背負わされたか>>続きを読む

BAYONETTA Bloody Fate(2013年製作の映画)

3.4

先日3が発表されてまだ2やってないけど1の話も結構忘れててかと言ってまたやるのも少し億劫に思ってたので横着して映画で済ませる。大体こんな話で合ってたと思う。ルカもちびベヨネッタも覚えてるよ。

ベヨネ
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.3

Netflixの説明ではSFとあるのでX-Files的なストーリーかと思っていたがUFOがどう見てもドローン。事実が判明したらやっぱりドローンじゃないか。そんなドローンを扱うのは人間ハンター集団でアメ>>続きを読む