常盤しのぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

常盤しのぶ

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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.0

ピッコロさんがいつもよりイエベなのが地味に気になっていた。作中で理由が明かされて納得。そんなピッコロさんが過去に類を見ないくらい大活躍するぞ。

今回は悟空やベジータは別惑星でお留守番。時系列的にはブ
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ストゥーバー(2019年製作の映画)

4.0

なんとなしに吹替を選んだら主人公の声が石田彰でひっくり返ったのが第一印象。そもそも本作を観ようと思ったきっかけはエターナルズのキンゴにハマってクメイル・ナンジアニの他出演作を探したのが始まり。

陽気
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.0

またダニエル・ラドクリフが変な映画に出ている……ということで気になっていた。変な事になったダニエル・ラドクリフが変なデスゲームに参加して変な胴元を倒す映画。もっともらしい教訓などは一切ない。悪意に満ち>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

こんな駄文を読んでいる暇があるなら2000円渡すから今すぐ映画館に行って観てこい、と言いたくなるくらいには映画館で観てほしい。

前作の熱い雰囲気はそのままに、ちょっと多いなぁと思っていたロマンス要素
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.0

オタクの行動力はすごいんやぞ、というお話。スター・トレックを知らないと楽しめないかな? と思ったが別にそんなことはなかった。むしろ『その作品について何も知らないパンピー』という立場からオタクの挙動を楽>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

5.0

グレンラガンやキルラキルを作ったメンバーの最新作。ああいうのが好きな人は本作も絶対に気に入ってくれるはず。ビビットなカラーリング、豪快なCG、時に繊細なBGM。細かい理屈は抜きにして、嫌なことも全部忘>>続きを読む

デビルマン(2004年製作の映画)

1.5

私は普段アナログで映画ノートを書いている。B5サイズのノートで、ページの上半分に鑑賞日等の情報、下半分に感想を書いている。そこで書いた感想をFilmarksに適宜追記しながら転記している。そしてその映>>続きを読む

ハーモニー(2015年製作の映画)

4.0

人は、大義のためなら限りなく暴走できる。
人は、大義であるなら限りなく助長できる。
健康のため、調和のため、人類のため。大人はそう言って我々に枷を掛ける。……この物語は、そんなクソッタレな大人たちに対
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虐殺器官(2015年製作の映画)

4.5

『ファストファッション』という業態がある。大量生産することで製造コストを安く抑え、消費者へ安く提供するシステムだ。大量に仕入れ、大量に作り、大量に運ぶことで、輸送費や人件費を抑える。消費者である我々に>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

この令和の時代に本作を初視聴する存在が全世界にどれほどいるだろうか。該当する私は幸福なのかもしれない。

とにかくまずは導入部分がハチャメチャにかっこいい。サラの語りとともに展開されるスカイネットと人
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.8

数年前に字幕版を視聴済。金ローで吹替版を放送すると聞いたので視聴。以前観た時の記憶が助けとなり、びっくりするくらい内容がスルスルと頭に入った。そうでなくとも本作は物語構成に隙がない。本編の中で無駄なシ>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

実は初見。『筋肉モリモリマッチョマンの変態が闊歩する映画』といえばコマンドーを思い浮かべる人も多いと思う。全裸で歩く分、変態度はこちらの方が上だ。あの有名なリズムは本作ではあまり流れてこない。代わりに>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

『ゴジラじゃなくてウルトラマンだぞ』という無言の圧力から始まる本作。次々と襲いかかる禍威獣に立ち向かう人類! 襲来の回数が多いせいか、役者にセリフが入る頃には随分と小慣れた様子で対応している。禍威獣と>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

4.0

『あなたが一番好きな映画は?』という鉄板話題への回答として毎回と言っていいほど名前が挙がってくる本作。殺し屋の元に転がり込んでくる女の子という設定は私も大好きだ。『今この部屋から飛び出せば私は殺される>>続きを読む

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略(2022年製作の映画)

3.5

輪るピングドラムが誕生して10周年を迎えるにあたり制作された記念碑的映画。前後編からなる総集編と銘打っているだけあり、ピングドラムとしての新しい情報はあまり挿入されていない。

しかし、そこは流石の幾
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リベリオン(2002年製作の映画)

4.0

どう見てもメジャーなタイトルではないのに、自分の周りでは妙に知名度の高い作品ってあると思う。私にとって本作がそれにあたる。『リベリオンを観たことがない!?』『ガン・カタをご存知ない!?』『リベリオンを>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.8

『良くも悪くもMARVEL作品だった』というのが観終わった後の第一印象だった。というのも、今作のヴィランが何故ヴィランとなったのかの描写がかなりガッツリと省かれていたからだ。一応ないことはないのだが『>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.0

アイアンマン三部作最終章。本作は実は作られる予定がなかったが、あまりの人気ぶりに急遽制作が決まったらしい。そのため、アベンジャーズの一件が終わった後のトニー自身にフォーカスを当てており、他のヒーロー>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.5

サム・ライミ監督出世作。MoMを観る前に観ておけとの声が多かったため便乗視聴。観終わったあとの率直な感想は『まったく、良い趣味していやがるぜ!!』だった。

私はホラー映画をあまり観ない。怖いから。そ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

愛じゃよ。(断言)
……ハリーポッターで明かされなかった謎、といえば確かに謎ではあるが、我々からしてみれば『知ってた』としかならない訳で。

それはそれとして、本作はダンブルドアの『謎』を中心に進んで
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.0

『思ってたんと違う』というのが鑑賞直後の率直な感想だった。
高木刑事と佐藤さんの結婚式を中心にコナン達と犯人が繰り広げるドタバタサスペンス!! ……ではない。予告MVには出ていないが、オリキャラとして
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

世界各地からヒーローをかき集めつつ核兵器も用意しているのが実にアメリカらしい。中心に立たせて周りを巨大ディスプレイで囲むのはエヴァが初出なのだろうか。原点はどこなのだろう。そもそも委員会とはなんぞや?>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

パトリック・ヒル? 贅沢な名だね。今日からお前の名は”H”だよ。わかったら返事をしな、H!! というわけでHなステイサムが主人公のクライム・アクション。

ガイ・リッチーだからアクション多めかなと思っ
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.5

名前は知っているけれど中身はよく知らないシリーズ。アイアンマンのときよりも何もわからない状態からの視聴となった。周りのマーベルヒーローよりもダs……個性的なコスチュームなのが以前からとても気になってい>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

物語の締め方にはいくつか種類があると思う。良い感じに張った伏線が綺麗に回収されたり、あるいは続編に期待を持たせたり、あるいは張りまくった伏線なぞ知ったことかと言わんばかりに全てをブン投げたり……まぁ色>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

本作以上に『きたねえ花火だぜ……』が似合う映画が他にあるかい? アクション要素の多いスパイ映画と話には聞いていた。が、限度ってモンがあるでしょうがッ!! なんだあの教会のシーンは!! 特定の宗教への信>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

公開当時めちゃくちゃ話題となり、なんなら今でも根強い人気を持っている本作。あらすじを読むと確かに面白そうではあるのだが『そこまで言うほどか?』と観る前は疑問に思っていた。ごめんなさい。メチャクチャ面白>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

後悔していることが2つある。
ひとつは、近いうちに金ローで吹替版をやるとわかっていたのに今回吹替版で観てしまったこと。
もうひとつは、本作の終わり方が凄すぎて次回作を観たくて観たくてたまらなくなってし
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.7

『とんでもない映画を観てしまった』。記録をつけながらの映画鑑賞歴はまだ1年にも満たない。しかし、世の中にはこのようなとんでもないバケモノみたいな映画が息を潜めていることを、身をもってわかってしまった。>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.5

うん、狂気山脈だこれ。
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの著作に『狂気山脈』という長編がある。南極へ地質調査へ向かった際に様々な古代生物と出会う話なのだが、この狂気山脈と本作が非常によく似ている。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

4月に新作が公開される。私の好きな造形がふんだんに使われているため、観始めたら確実に沼に落ちる。だからあえて今まで避けてきた。しかし、本作含めた過去作がプライムで見放題となった。もう逃げられないと悟り>>続きを読む

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.5

5月に公開されるMoMまでになんとかいけるところまで行きたいなぁと思いつつ、まだフェーズ1すら突破できていない……と内心焦りながら視聴。唯一の神のヒーローは雷神ソー。私の中ではトール呼びの方が馴染みが>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

本作の劇場公開時、私に与えられていた家庭内盟約が『劇場映画は月に1本まで』という今より厳しいものであった(今は月2本)。その時に観ようと思っていた映画はゴジコン、ポンポさん、ピーターラビット2、そして>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.8

石田彰がアヴェ・マリアを歌う。それだけで本作を観る価値は十二分にある。リドラーの狂気に満ちた知能犯罪は私の中の石田彰像にベストマッチしていた。字幕よりも吹き替えで観たいと思った作品は珍しい気がする。こ>>続きを読む

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.5

朝の4時に目が覚めた。二度寝しようにも眠れない。何かしようと思ったが、頭が上手く働かない。それでは何か映画でも観るか。昼前から用事もあるから今から2時間もかからず、少し眠い頭でも楽しめるような、そんな>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

4.0

オンライン試写に当選したので視聴。相変わらずNetflixのオリジナル映画はキャストが引くほど豪華である。デッドプールにハルクにガモーラに……実質MARVEL作品なのでは?

タイムトラベルによる未来
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