ふたりの女、ひとつの宿命に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『ふたりの女、ひとつの宿命』に投稿された感想・評価

Sari

Sariの感想・評価

4.0

メーサーロシュ・マールタ監督特集にて。

1930年代ナチスの時代、富豪の娘シルヴィア(モノリ・リリが演じる。『マリとユリ』と同じくヤン・ノヴィツキが夫役)が不妊症のため、ユダヤ人女性イレーヌ(イザ…

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明確なカットが入ってドラマみたいなオープニング 音楽の入れ方も画の構図も独特だった 音楽よかった

カラヴァッジョ バロックぽい陰影

家族・友人・恋人への親愛の脆さと、
ユダヤ人迫害等の時事的な問…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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第二次世界大戦前のハンガリー、陸軍将校と結婚した裕福な家の娘が、妊娠できない体であることがわかり、貧しい友人に夫との子供を産むことを依頼したことから始まる、二人の女性の苦悩の物語。面白く観れた。

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贅沢そうな女とその母?が素敵なホテルのパティスリーで山ほど甘いものを買っている。
そのそばに、ああ若きイザベル・ユペール様♡
お針子のイレーンは、どうやらたった一人の身内、叔父の家で暮らす労働者。

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たろ

たろの感想・評価

3.0
重厚な雰囲気だけど全然ハマらんなー

お前が始めた物語だろってなる

終盤展開急ぎすぎじゃない?

BGMがあんま好きじゃない
子供を産まねばならないという圧力によって結果的に女2人が対立させられるのきつすぎる……。

このレビューはネタバレを含みます

途轍もなく苦しいラスト。ユペールの美しさが光る一作。
戦争もあるが3人は何かを壊してしまう。男と女の2人が良いのかもしれない。
現代劇から歴史劇へ。小道具や空間の演出は見事。
彼女のモチーフは変わら…

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Listener

Listenerの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

自ら望んで決断しても、いざやってみると耐えられないことってあるよね。最後にイレーンの子供がやってくるところが皮肉だ。途中で死んだのが誰なのかしばらく呑み込めなかった。

アップする順番間違えましたが、キリ番2300本目は名画二本立てを。

先に観た『マリとユリ』に出ていた二人が時代を変え七変化、その名優ぶりに驚く。
そして、若かりしマリを思わせるイレーヌの美貌とただ…

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後継者や世間体のために子どもが必要
気持ちは分かるんだけど人種問題まで発展してしまって救えない
執着や羨望、登場人物の心理の移り変わりが観ていてとても苦しい作品

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