シン・アンネ
冒頭 アンネ記念館に並ぶ観光客が難民の路上キャンプになんの興味がない。
そんな状況を憂いた作品と理解した。
しかし、想像力(アニメーション)で現実を変えたいという監督の心意義を覆す…
このレビューはネタバレを含みます
キティは決して大きな声で語らない。
最後の演説でも小さくささやくように人々に語りかける。そして静かに消えていく。アンネの日記が、僕らに静かに語るように。
その声は、反ユダヤ主義にも、差別にも、そして…
すばらしい作品 だが、
日本人の描き方が嫌な感じがした。映画の本質と矛盾する描き方だと私は感じた。あと、今のイスラエルをアンネやキティーがどう感じるのか?そういったことを考えさせられた。
難民、移民…
『アンネの日記』から抜け出したアンネの空想の中での話し相手“キティ”が現代に現れるというユニークな設定で、アンネを偶像化し美化する風潮や、アンネを称賛しユダヤ人に対する過去の弾圧を批判しつつ、平然と…
>>続きを読むあんな隠れ家生活の環境で、噂ひとつがとんでもない恐怖だったろうに。
自由もなく、先も見えず。
【親愛なるキティー・・・】
自分の人生一刺さった本『アンネの日記』からの副産物として、このメッセージ…
© ANNE FRANK FONDS BASEL, SWITZERLAND