このレビューはネタバレを含みます
色々な作品の元祖となっている、伝説的ホラー映画。
1時間にも満たないサイレント映画なので思いの外さくっと見られる。
丸尾末広作品のようなおどろおどろしい雰囲気で、1人で見るのは結構つらい。
青年フ…
9月23日 高田世界館 カナザワ映画祭2019 生伴奏活弁付上映
ドイツ表現主義映画の名作を、片岡一郎さんの活弁で観る。セリフが時代がかっているのが、片岡風か。カリガリ博士は杖をつき、足を引きずって…
カリガリ博士の住む掘っ建て小屋は四角、アイリスショットも四角。主人公のフィアンセの部屋はテーブルも電球も丸い形で埋め尽くされてる。警察署の窓は何故か三角形。妄想・現実と街の形状のゆがみといい、抽象的…
>>続きを読む無声映画といえばチャップリンみたいなとこあるし、ロンドンの街中でたくさん行われてたチャップリンのマネのショーとか音楽とかからチャップリンを古典としてたけど、無声映画にはさらに古い時代を代表する作品も…
>>続きを読むカナザワ映画祭in高田世界館。
ドイツ表現主義のクラシック中のクラシックの1本を活弁でしかも生演奏付き。
なんたる贅沢。
映像が流れ出し、オープニングロールで人生初の映画生伴奏が始まると、一瞬、映像…
セットデザインが奇抜。建物が歪んでいたり、遠近感を狂わせたようなデザイン。
音楽が所々合ってないように感じたがそれもデザインと同様、違和感を演出しているのかもしれない。
カリガリ博士、夢遊病者が隈取…
主役フランシスを演じるフリードリッヒ・フェーヘルと箱の中の夢遊病男チェザーレを演じるコンラート・ファイトがとにかく美しすぎた。
サイレント映画祭のラスト上映だったのだが音楽が付くだけで簡単に感情を…