島崎藤村の破壊。むかし読んだ記憶があるが覚えてはいなかった。部落差別のお話なので重いのだろうと身構えて観たのだが、そこまで酷い差別の描写はなく、2時間でダレることもなく上手くまとまっている。
ベテ…
このレビューはネタバレを含みます
公開館数が少ないことが本当に勿体ない。
守り続けてきた父からの戒めを破る、それまでの大きな葛藤と勇気。
多くを語らない主人公だったけど、表情や仕草で心情がめちゃくちゃ伝わってくる。
間宮祥太朗の演…
ご縁があって試写会で鑑賞。
部落差別という難しいテーマではあったけど、とても見やすい映画でした。
間宮さんが取材で言っていたように、丑松の心情が水面のように例えられていたのがとても美しいと感じまし…
【今を振り返る】
分断や差別が再び社会問題になっている今だからこそ、もう一度読んだり、観たりしたらどうかと思う作品だ。
島崎藤村の作品としては、「夜明け前」と、この「破壊」は併せて読むと、明治時…
部落差別の容赦ない描写と、主人公の丑松の苦悩と葛藤がよく描かれている。
久しぶりに映画で涙した。主人公の抱える「自らを語ることのできない苦しみ」に共感しての涙だったと思う。劇場で啜り泣いていた人は何…
観に行けて良かった。日本映画の好きなところが詰まってる作品。そして、もっとたくさんの人に触れて欲しいなあと。
鑑賞直後の文面なので、とっちらかってることを許してください。
『破戒』というタイトルは…
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