詩との邂逅。それは井の中の蛙が美に満ちた外界を知ることのように思えた。しかし実際は自分の生きる世界こそが詩そのものであると知ることだった。
そしてマリオは詩の存在そのものだった。
ポエジーとは素朴…
ネルーダが称したようなこの場の素朴な人々は、素朴に受け入れ、素朴に生を紡ぎ、素朴に死ぬ。裸体までを確信させる詩は、そのMetaphorは確信する叔母の世界では確かにその通りに在る。素朴という才能とい…
>>続きを読む こんな有名な作品なのに、人生で初めて鑑賞。
人物の関係性がガス・ヴァン・サントの「小説家を見つけたら」を彷彿させる。
中盤でマリオがベアトリーチェに、「島を出よう」というシーンがあるので、…
このレビューはネタバレを含みます
女にモテる詩人に嫉妬する島の郵便屋っていう実利的な設定が好きだった。バカでかい波の音聞かせてくれるシーンあるだけでFilmarks3.5以上にしよって思うの評価軸ガバガバすぎる。
詩とか言葉につい…
冷静と情熱のあいだ、にタイトルが登場してた映画。友人が空き教室で開催した上映会にて鑑賞。
淡々と進むし、音楽少なめだから、要所要所でかかる音楽がすごく印象的。レコードを鳴らして、ダンスをする2人…
著名な詩人と島に住む青年の友情に関する物語。
その二人の関係性にはかけがえのないものを感じ、劇中に描かれる詩は確かに美しく見えるが、あと一つ深みを感じずというところだった。
詩についてはもっと「…
イタリアの漁村に住む青年は、郵便配達の仕事に就く。その仕事は、チリから亡命してきた詩人の元への郵便物を届けることだった。
イタリアの港町が綺麗で会話が詩的。すごくゆったりストーリーが流れていき、ピ…