2023年8月21日、9月2日 #Tジョイ京都
第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。鬼才デビッド・クローネンバーグの最新作。刺激的かつ知的で深淵が観えそうな傑作。
1回の鑑賞では、…
機械を介したセックスはもはや性器という身体的器官の役割の変容を示すものであり、器官の変容は進化でも退化でもなく無意味に生じるものだが、人間はその変容にポジティブな意味を与えることができるという、ある…
>>続きを読むゴア表現注意というよりは、むしろゴアしかないです
クライムミステリー仕立てのストーリーに食指が動くかもしれませんが、内臓摘出ショーとか、悪趣味なシーンを延々と見せられるので、耐性のない方は絶対に見…
人類が痛みの感覚を失った近未来。秘密捜査員のソールは、自らの体内で新たに生み出される臓器にタトゥーを施し、観衆の前で摘出する「ボディ・アーティスト」として、パートナーのカプリースと共に活動していた。…
>>続きを読む痛みがなくなった世界。
ボディモディファイがアートというより拠り所として機能しているように見える。
過去にあったであろう痛みを感じる為の行為のような。
痛みを感じないとフィジカルな接触の形は大きく…
クローネンバーグの新作を映画館で見れる歓びに陶酔しつつ、この年でもまだ未来を見据えた新しい世界観を構築する探究心に感服する。
過去作ではタイプライターやブラウン管テレビ、今回で言うとロッキングチェ…
人々が痛みという感覚を失った世界。体内で新たな臓器が次々と形成される「加速進化症候群」を患うソールは、臓器の摘出をパフォーマンスアートとして披露するショーで名声を得ていた。一方、人類の誤った進化を食…
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