丹下左膳餘話 百萬兩の壺の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』に投稿された感想・評価

UCOCO

UCOCOの感想・評価

4.5

渡仏してから初めて見た日本映画は『丹下左膳 百萬兩の壺』。

素晴らしい、素晴らしすぎる。

こんな才能を消し去った戦争。
私は戦争がとにかく憎いよ。
憎くて憎くて本当に悔しい。

山中貞雄、後世に…

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アノ

アノの感想・評価

4.2

4Kで再見。初めて見た時はこれを撮ったときの山中貞雄より若かった…。
ギャグの密度がすごい!キートン級じゃなかろうか。猫の置物が画面中央に置かれて何が起きるのかと思うとものが飛んできて砕け散る(次の…

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khaos10

khaos10の感想・評価

5.0

戦前とは思えないモダンな作り。テンドン?的なくり返されるやり取りとかセリフ、お茶目な登場人物たちが軽やかで、とても良いコメディだと思う。山中貞雄の作品は現在3作しか観られないそうで残念。
Festi…

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壺をめぐってコミカルな人情話が繰り広げられる。
88年前の映画とは思えない。戦前の文化捨てたもんじゃないですね。
大河内伝次郎氏の動きはすごい。元祖三船敏郎みたいだ。
柳生の次男坊は津川雅彦の父!
90年前の作品とは思えないぐらい
ストーリーが面白く
画面構成、構図、セリフ、どこをとっても
クオリティの高さに驚く
餅の焼け方で時間経過を表現する切り返しが印象に残った
小林

小林の感想・評価

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百万両の価値があるというツボをめぐる喜劇映画。セリフによる前振りしつつ、次の場面ではオチをつくって笑いを生じさせる。いまでも通じる笑いの作法である。昨今の(宇多丸が言うところの)文脈のないベロベロバ…

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nada

nadaの感想・評価

5.0
めちゃくちゃ面白い!!! 孤児とおカネの話し。木庭顕のいう「最後の一人」をめぐる。

落語の「井戸の茶碗」のようになるのかなぁ?と思っていたら違う方向に進んでいくのが楽しい作品。
沢村貞子、加東大介の長兄がええ味出してました。
大河内傳二郎はカッコいいけど顔デカ!
戦前の作品やけどギ…

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UE

UEの感想・評価

3.8
「医者は人が怪我をしないと飯が食えないのよ」
毒舌美人女将が良すぎる
掛け合い漫才のようなテンポ良い台詞の応酬が、面白い。
年代は古くても、王道の笑いのツボを抑えている。

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