旧ソ連グルジア(ジョージア)出身の名匠オタール・イオセリアーニ初期の48分の中編。
当時のソ連では「抽象的、形式主義的」という理由から上映禁止になったとか。
アパートに入居した仲睦まじい若いカップ…
モノクロでセリフのない作品
その代わり、ドンドン、ガタガタ、ギーギー…生活音が過剰なまでに挿入されている
慎ましやかな男女が出会い、新築のアパートに住み始める。アパートという住まい、家具、家電、食…
セリフがなく、動きと音だけを追う映画なのだが、それがテンポよく、ずっと見ていられる心地よさがある。音へのこだわりがすごく、特に男性の足音のドラムと、キスする時の音がポンっなのが個人的に好きポイント。…
>>続きを読む何もないけど満たされている
そんな夫婦が物質的な豊かさに囚われ、次第に関係性も悪くなっていってしまう話
1960年代の映画だけどそれ以降続くイオセリアーニの作品群にある根っこの部分はこの時から一貫…
オタール・イオセリアーニ中編。
一緒に暮らし始めた若い男女は物質的な豊かさを求めるうちにお互いへの愛を見失ってしまうが…。
抽象的なアート作品でしたが、ストーリー要素もあって面白かったです!
セ…
すっごく可愛いカップルは少しでも離れると寂しくなり手を繋ぎ、人目を盗んではキスをしようとする。
そんな2人であったのに、そんな2人で良かったのに、物欲で生活が壊れていき会話も次第になくなっていく。
…
あるカップルの初々しい頃から倦怠期までをザッと一気に描く。ほぼサイレントみたいな感じだけど30分超えたあたりから急に声が入り、それがまたブツブツ何を言ってるのか分からないけど何か文句を言い合ってる…
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