オタール・イオセリアーニの短編三作目。とあるカップルの新生活をセリフを用いずに描いた作品。別にサイレント映画というわけではなく、環境音はしっかり使われている。文字通り、ただセリフを用いていないという…
>>続きを読むこういうクラシカルな画面好き。千鳥柄とかボーダー水玉みたいな白黒で映えるスタイリングが可愛い。黒澤さんのアングルなんだよなぁみたいな草原のアングルが良い。前作『珍しい花の歌』でもそうだけど近代化への…
>>続きを読むイオセリアーニのキャリア初期の代表作となる、セリフを意図的に排した挑戦的なつくりの中編作品。
セリフはないけど音自体は喧しく、それでいて話のつくりは凄く詩的で、物質社会批判をしつつも全体の空気感を…
このレビューはネタバレを含みます
オタール・イオセリアーニ初期。
もっと彼の作品を観るつもりが、7月末まで間に合わず。(U-NEXTのファルハディ初期3作、アニエス・ヴァルダの創造物も見逃す)
50分のほぼセリフなしの作品。
丘の…
お互いさえいれば何もいらないといつも寄り添ってた2人が、物が溢れるにつれ寄り添うスペースがなくなり心が離れていく。
物質主義社会を風刺的に描きつつ、感情を音で表現したりコロコロ衣装が変わるのもリズ…