トーキー以降の監督であるにも関わらず意図的にセリフを削って削って音と映像だけで話を作る、また人間の動きの良さにこだわっているのが伝わる(知らんけど)。
見てて気持ちが良い。素敵な作品。
思想的な面…
ふたりだけの世界に浸るカップルは何もない部屋で同棲を始めるが、椅子をプレゼントされたことで心まで余計な物で埋まり始める。
初イオセリアーニ。
ポスター右上の人がイオセリアーニぽいけど、両手で顔を挟…
世界を美しくするのも醜くするのも全ては私たちであり、いったい何を私たちは望んでいたのかということを常に立ち返らなければならない。それをイオセリアーニはモノクロ、音、モンタージュ、つまり映画の魔法/愛…
>>続きを読む【木の声】
オタール・イオセリアーニ監督の1962年の作品
〈あらすじ〉
一組のラブラブ・カップルが、愛があれば何もいらないとばかりに、家具も電化製品も無いアパートで新生活を始めた。だが、管理人…
コミカルでキッチュな作品の中に豊かさとは何かを突きつけてる作品となってますね。
生活とそして生活音と生活に必要な家具にも愛を感じます。そんな普通の生活への気付きを感じる作風の原点ともいえます。
単な…
ずっと観たかった作品
CTVでやっと観る事が出来た
迷路の様な階段だらけの街並みが美しい
街自体が建築美術
計算され尽くしたであろう人の動きがコミカル
擬音、効果音も洒落てる
近代化され、同じ…
nostalgia. 内容と形式の合致。とても『ありあまる富』。心と物質の豊かさ。サイレント映画的強調表現、均整のとれたフォトジェニックなショット群、コメディカルSE。牧歌的風景に生える一本の木の下…
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