四月のネタバレレビュー・内容・結末

『四月』に投稿されたネタバレ・内容・結末

旧ソ連圏映画よりフランス映画に近いような感触が既にある。樹と家の対比。家具と楽隊。なんともピュアなキスシーン。

ミニマリスト気味のカップルが椅子をプレゼントされてから、物に囲まれる生活を始める話。
無声は眠い時に見たらダメだ。
とはいえ集中してみれば、映りにかなりこだわった作品だった。
ワザと作風の時代感を遅…

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イオセリアーニの卒業制作または初期作品にあたる短篇作品。

若い男女の恋人同士が、キスを交わすような親密なひとときを過ごすのにふさわしい場所を探すところから始まる。田舎の野原や大きな樫の木の下といっ…

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あの木をあの木のままに愛するということ

全ゆるものを自分たちの利益のために力によって変容させようとする傲慢さ

木を切る前に気付くことができるか

オタールイオセリアーニ1本目。
情報無しの初見では難しかった。
最後まで観てようやく逆算的に1つ1つのシーンの意味が掴めた。それでも2-3割はよく分からない所がある気がする。
終盤、窓越しに見える住…

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沢山の出演者の中で恋人を除くとおっさんとじいさましかいない、けどそれがいい。心の豊かさと生活の豊かさに伴う恩恵と弊害、犠牲が可愛らしくファンタジックに表現されていた。部屋に物が増えるにつれて心が貧し…

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2人だけの空間。愛を育み、蛇口から水が出て、コンロの火は灯る。家具は何もない、がすでに部屋として完成されている。そこへつくられた家具が部屋に侵入してくる。部屋はどんどん他人によってつくられた家具で埋…

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途中で言葉を発している囁き声を逆再生したようなものが流れた時、言葉ではなく音として私の耳に入り込んできたと
だから終盤に差し掛かったところら辺で登場人物が言葉を発した時、字幕がついていないから、その…

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【記録】

音と映像の実験。しかし実験と呼ぶには失礼な計算された構成。冒頭の雑踏から作品のスタイルを示し、彼女を追う足取りから映像のうまさ、ユーモア、''4月''の空気を感じさせる。
古典的な技法も…

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前から気になっていたので観られる機会があって嬉しい。セリフのない恋愛劇。面白かった。

セリフがないので実際の物語の核が掴みにくく、都市の階段を上り下りする行動や、家具をひたすら運ぶおじいちゃん達な…

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