名監督×名女優による3つのオムニバス。
時に強がり、時に男性を求めながら、一人で強くたくましく生きている女性たちにスポットを当て、彼女たちの恋と幸せを追う。
●第一話 耳を噛みたがる女
増村保…
『女経』(じょきょう)
1960(昭和35年)
大映
「この商売はちょっとくらい可愛いくらいじゃダメ。あたしくらいずば抜けて綺麗じゃないと」
この台詞を言った女優さんは確かにずば抜けて美しいから…
3監督によるオムニバス。
第一話「耳を噛みたがる女」増村保造
あややのウインクでいろんな疲れが吹っ飛びました‥かわゆすなあ。とにかく水商売の女をやらせたら上手いあやや、わたし一生こういう話ばっかり…
其れは現実か幻か兎角亀毛の女たちは静かに渇欲する。
『耳を噛みたがる女』
一本調子だが若尾文子の擦れた女の光と影に男たちを魅了するが、明るく振る舞えば振る舞うほど其れがとても悲しい翼の折れた鶴。…
1960年 ”女経(じょきょう)”
増村保造、市川崑、吉村公三郎監督。
村松梢風の小説を三話オムニバスに。それぞれ若尾文子、山本富士子、京マチ子が主役となってそれぞれの女性の金と愛をめぐる話になって…
大映全盛期に若尾文子、山本富士子、京マチ子主役のドラマを各々増村保造、市川崑、吉村公三郎の3巨匠が描くオムニバス。
第一話 「耳を噛みたがる女」
第二話「物を高く売りつける女」
第三話「恋を忘…