このレビューはネタバレを含みます
☆本作が1954年の公開で、1956年公開の映画が恋多き女。モノクロとテクニカラー、イタリアとフランス、ロッセリーニとルノワール。うーむ、当初は圧倒的に後者のバーグマン支持と思いましたが、そう簡単で…
>>続きを読む亡くなった伯父の遺産を処分するため、イギリスからナポリ近郊の地に訪れた夫婦が、旅先での夫婦喧嘩(嫌味と皮肉による揚げ足取り)により一時は離婚の決定にまで至った関係を、イタリアという地ならではの「奇跡…
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なんて美しい映画なんだろう。
15年くらい前に観て感動したけれど、今日も感動した。バーグマンがアポロ神殿を見るために階段を登るだけで泣ける。煙の中を歩くだけで泣ける。
はじめてこの映画を観たこ…
倦怠期の夫婦が車に乗って喧嘩しながらイタリアを旅するただそれだけの話なんだが何故か引き込まれていく。バーグマンとイタリア風土の猥雑さ、そして監督の力業でラストの盛り上がりへ連れて行かれるとんでもない…
>>続きを読む初ロッセリーニ、初ネオレアリズモ!「男と女と一台の車とカメラがあれば映画ができる」は言い得て妙だなと感じた。ただ、この映画だけを観てネオレアリズモについては何かを言うのはなんだか難しい。とりわけ、バ…
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