関係の冷え切った夫婦が車でイタリアを旅する姿を描いた作品。
イングリッド・バーグマンとジョージ・サンダースという脂の乗った時期の2人の名優による夫婦としての共演。監督のロベルト・ロッセリーニがバー…
映画史的には非常に重要な作品と言われているが、数十年ぶりに観直しても、一本の映画としてそこまで完璧にできているとは感じなかった。ただ、映像作品としては妙にこちらのセンスを刺激してくるところがある。
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いやー古き良き恋愛映画って感じでよかった。
特にラスト20分くらいからの流れが良すぎる。
そこまで事態が進展せずかったるく進むからこそ、パレードと連動しての夫婦の感情の発露が生えるわけでして。
夫…
このレビューはネタバレを含みます
ロベルト・ロッセリーニの『イタリア旅行』は、一見すると不仲な夫婦が異郷の地で関係を修復するまでの「再生のドラマ」に見える。しかし、その甘美な皮膜を一枚剥がせば、そこに現れるのは人間の孤独と依存の残酷…
>>続きを読むロッセリーニとイングリッド・バーグマンの夫婦生活にヒビが入っていた頃に製作された作品で、その状況が主人公夫婦の関係性にモロに反映されている。演じたバーグマンや他スタッフはどんな思いで関わったのだろう…
>>続きを読む夫婦の仲の絡れを主題に取っている本作は、非常に少ない構成要素とイタリアの土着性とを大胆に組み合わせる事で、個人的な主題をミニマムに語っておきながら、時空を超えた物理的介入による飛躍によってナラティブ…
>>続きを読む「魂の宮殿、肉体が朽ち果て、残るは禁欲の象徴のみ」。二十代の終わりに観たとき三度繰り返されるこの詩句に何故かズシンとやられた。何がどうやられたのか今もよくわからないんだけど中年期の愛の迷宮映画として…
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