このレビューはネタバレを含みます
ユリが一人の女から母親になるまで。
悪魔のような演技(もはや演技ではないのか?)をする女優。会話の仕方とか、笑い方とか、現実でされたらとっても怖い。
そんなユリという女に惹きこまれたヤーノシュ。…
なにが不満なんだ?わからない?あなたの生き方よ。それも含めて愛そうとしていたのに。...愛し方が足りないんだ。
つらすぎる、苦しい。消化しきれないけれど腹が立ちながら、忘れられない作品。安易に勧めら…
この映画に映っているものは、既にトリュフォーが撮っている。彼は彼女よりも先に自らの分身を撮った。個人を取り巻く不当な世界を撮った。寄る辺なさを撮った。眼差しを撮った。しかし、この映画には彼女にだけ許…
>>続きを読む70年代の女性映画として私の中で外せないひとつになった。初っ端から面白すぎて口角が緩む。食事の誘いをきっぱりと断られているにも関わらず教えてもいない家の前で勝手に待ち伏せて「俺だ」じゃないんだよ。だ…
>>続きを読む理想は時に人を縛って苦しめる
あなたにとって私は動物と同じなのね という言葉に対して否定も何もしないそんな男をなぜ愛せるのか自分には到底理解できない
子供を産む瞬間まで映画にしてしまう監督と女優…
『なぜ私たちが愛し合うのか。』
ユリが途中で投げかける言葉に重みがあった。
愛しあうために誰かと一緒にいることと、1人の主体的な自分として生きることの間で揺れ動くユリ。
前者だけのために奴隷になど…
メーサロシュ・マールタ監督作品初視聴。
上映されていることを知るまで、私はこの監督の名前を知らずにいた。
女性初としてベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した監督であり、映画史においても非常に重要な監督。…
このレビューはネタバレを含みます
同じ日に見た『アダプション』と同じく顔をはじめとした身体のアップが多く、その分生々しさがあるのはいいんだけど、似たようなショットがここまで多いとなんだかなぁ。本当に男がダメで気分が悪くなるけれど、『…
>>続きを読む© National Film Institute Hungary - Film Archive