坂本さんの作品に浸りたい気持ちから、ずっと気になっていてやっと見れました。
正直、言葉で感想を伝えてもいいのかわからないし上手く言葉にならないかもしれないけど、自分用の記録として残してみようかと。…
そのラベリングは正しいと言えるのか?
そんな問いを思い浮かべたのだが、観終わって、自分自身に自信がなくなってしまった。
他人の、ある一面だけを見て分かった気にならないように気をつけていても、見えてい…
観終わった感触→是枝ワールドだなぁ。
ふんわりとした雰囲気なのに現代の問題に切り込む感じ。
これまた内容知らないで観たので、いったいどう展開して行くのかハラハラしながら、ある種サスペンスな気分で観…
心証を如何様にも出来てしまう。
その一辺に焦点を当てたような構成は見応えがありよかった。
その中でも特に、子どもとの向き合い方は考えさせられるものがあった。
自分なら同じように学校へ行くことをする…
観始めて直ぐは気持ち悪い学校と先生だなとイライラしたが、その後、親からの視点、先生からの視点、子どもからの視点で描かれていき、立場が変わると見え方、感じ方が全く違っている事が分かってくる。
子ども達…
思っていた「子供」の行動動機とは違うところで、彼らは考えてそして動いていた。
私は考え直さなくてはいけない。
自分が感じて考えて判断していることについて常に疑いの眼差しを向けることを忘れてはいけない…
完全にくらいました...。子供達の純粋ゆえに理解が難しい行動に振り回されていく大人達。あれほど優しかった人が、別の視点では怪物に見えてしまう。このなんとも言えないやるせなさに心が痛くなります。最後、…
>>続きを読む伝えないことで守れるもの、傷つけるもの、守ろうとしたが故に取ってしまった間違った選択、人々が無意識に行ってしまう加害的な言動、それぞれの思惑から生まれた混沌の悪意はルーレットのように一人をめがけて直…
>>続きを読む 語ることができないことについては、沈黙するしかない。
『論理哲学論考』(丘沢静也訳、光文社、2014/1)
ヴィトゲンシュタインは『論理哲学論考』をこのように締めくくった。
言葉の限界が世…
やっと見に行けました。で、ウワサに違わぬ傑作です!映画は監督のもの、ドラマは脚本家のものというけれど、今回の映画は、坂元裕二の脚本を、是枝監督が忠実にカタチにしたような映画。この“忠実”というのは観…
>>続きを読む©2023「怪物」製作委員会