忠太郎が去る→追いかけようと立ち上がる→お茶をこぼしてハタと止まる→畳に目線が落ちる→息子がさっきまで座っていた場所に触れる(ここで泣きすぎて自分の眼鏡が曇る) 何層にも奥行きのある画面と神がかった…
>>続きを読む目玉出るんじゃないかってぐらい泣いた。江戸の世界をきっちりノーカットで捉えるローアングル。服装・振る舞い・態度でどの程度で分かる通行人たちの姿や、被写体深度を深くして、画面に奥行きを作る職人芸に感服…
>>続きを読むすごくちゃんとしたやくざ映画。母と子の再会に生温い感動はなく、誠実に描かれている。血が繋がっているから〜的な神話に妥当性は無く、個々人の人格や思想なんてそれぞれの環境によって形成されるものである。な…
>>続きを読む全力で泣かせにくる加藤泰。
盲目の弾き語りとの会話の空気、老夜鷹との会話の優しさ、と来て大トリ木暮実千代との対面。
木暮の心情変化がじわじわと出て来て、お茶をひっくり返すとこでピークに達する。
温も…