このレビューはネタバレを含みます
レズビアン小説家の生涯を辿るドキュメンタリーのような作品だった。
以下はあくまでも個人的な発想だが、この映画を通して、小説家に限らず作風が作家の人格全てだという捉え方は誤りであることに気づかされた…
映画『キャロル』、良い作品ですよね。ほんと今のシーズンに
観たくなる作品です。
原作者である、パトリシア・ハイスミスさんもほんと素敵。凛とした生涯は正に武士のよう。って武士について知らないんですけ…
著作した小説のほとんどが映画化されたサスペンス・ミステリー作家パトリシア・ハイスミス。
処女作『見知らぬ乗客』を巨匠ヒッチコックにより早々に映画化されたことにより、本人はミステリーとは思っていなか…
今作で紡がれる彼女の言葉の数々はとても詩的でありながら生々しく心に響きました。全く知らなかった感情の筈なのに、あたかも自分の奥底に昔からあった感情を呼び起こされたような感覚になりました。沢山の映画監…
>>続きを読むパトリシア・ハイスミスの人生が小説的であり映画的。若い頃のゾクゾクするような生の輝きと美しさ、聡明さにやられてしまう!
恋人たちもおばあちゃんになってるのに、みんなステキなんだなー。正直でパワフルで…
火曜はテアトルシネマグループサービスデイで会員は1200円です。スクリーンは音響が自慢の一番。
で、久しぶりの劇場独り占め貸切見物でした。
それは良いのだけれど(対極的には興行界として悲しい出来事…
思いもよらぬタイミングでチャンスができたのでありがたく見てきた。
ハイスミスの作家人生とレズビアンとしてのクィアネスを見る伝記でありドキュメンタリーだった。「生きられない人生の代わりに物語を書く」と…
「太陽がいっぱい」「キャロル」などを生んだアメリカの女流作家パトリシア・ハイスミスの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー映画。
ただドキュメンタリーと言っても彼女の生涯を追うと言うよりは、死後に公…
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