瞳をとじての作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 151ページ目

『瞳をとじて』に投稿された感想・評価

失われた時間。
眼差しとその想い。
映画という記録。

語り口はシンプルなのに訴えてくるメッセージは信じられないほどに雄弁なのは過去作品と同様というよりはそれ以上である。
もっとパーソナルで枯れた内…

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撮り方はクラシックではあるものの、そこまでは乗れず。海岸での歌にはフォード的なエモーションがあるし、ラストのスクリーンとの切返しにはさすがに心を動かされるものがあったが、ちょっと長すぎやしませんか?…

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ぬっこ

ぬっこの感想・評価

5.0

公開日になんとしても見ねばと言う気持ちに掻き立てられて向かった。とんでもないものをありがとう。映画に「奇跡」はありますね!
エリセの沈黙の時間そのものを描いているようでもある。
オールナイトに入るレ…

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『ミツバチのささやき』よりも『エル・スール』よりもこれのほうがわかりやすい気がする。

父と娘の映画
映画が出てくる映画。 
スクリーンを見つめる登場人物。
『ミツバチのささやき』も『エル・スール』もそうだった。
登場人物がスクリーンを見つめ、そのスクリーンを観客である私たちも見つめる…

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HappyMeal

HappyMealの感想・評価

4.9
長いし、「エル・スール」の付け入る隙のない完璧な語り口と比べると緩慢さも否めないが、最後の「座席の指定」からは、もう、、、

ビクトル・エリセ31年振りの新作。それだけでも見る価値がある。そして期待に違わず素晴らしい映画でした。

おそらく老境に差し掛かった監督自身を大きく反映させているのだろう。老いや死が色濃く反映された…

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先週「ミツバチのささやき」を観たばかりで、ビクトル•エリセ歴が浅すぎなので、わかったようなことは何も言えないですけど、ドラマチックな展開があることがまずビックリしたのと、結果、「フィルム映画は人間の…

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光と影がうつくしい映画。そして会話が多い映画。バストショットの、あるいはアップの人物が静かに話をする場面がたくさんある。

169分間、淡々とすすむのに終盤で思いがけず感情がゆさぶられた

ミツバチ…

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U

Uの感想・評価

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神懸かったショット、美しい音楽、完璧なラスト
親友が失踪した22年、ビクトル・エリセ監督が不在の31年
混ざり合った現実と虚構の喪失を埋めるための169分間、映画が起こす奇跡を確かに目撃した
10年…

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