個人的には数年に1度あるかないかの、まさに機が熟したタイミングでの至極の映画体験となりました。
ビクトル・エリセ監督作品を日本公開時から繰り返し観てきたこともあり、その思いと期待分を噛み締めるように…
エンドロールがずっと続いてほしいと思った、スクリーンから出たくなかった
映画の中の映画から始まり、未完のフィルムの中で生きる人・物語、それを作った人の物語、フィルムの上に刻まれた記憶、私たちに刻まれ…
テーマ的にも展開もいいんだけど、なにより無駄に長い‥
会話がやけに長い‥監督さんカットかけてあげて!ってツッコミたくなるくらい長い。
構成もかなり不親切。
冒頭のシーンから頭が無駄に混乱した。
…
とりあえず君を描くよと書いてそれだけでいいかと平井堅しかけてしまうのは私だけではないはずだがあながち的外れでもない感じだった。そういや最近「あの人は今」的な番組やらないなぁと思いつつ、渦中の人物を探…
>>続きを読むヴィクトル・エリセ数十年ぶりの長編映画はあまりにも悲しく、あまりにも美しかった。文字通り魂が震える。
ローラとの対話が1番グッときた。濱口竜介を思わせるような、座った人同士の端正なショット・リヴァー…
横長の箱(函)の映画。だから、ヨーロピアン・ヴィスタも必然なのだが、私がみた映画館はアメリカン・ヴィスタのスクリーンに映写していて、横が余っていてすごくガッカリした。
いくらなんでも長すぎるし、…
映画制作中突然失踪した主演俳優…20年以上前の事件を追う番組に監督が出演する…自らの半生を追想しながら彼の行方を追う。
これまでのエリセ作品へのオマージュも。
履かない靴、悲しみの王、大事な日にはい…
多分きっと監督の伝えたかったことの半分も私には伝わらなかった(私の理解力が乏しいだけ)
ほんと多分ぎゅーーって凝縮したら1時間30分できっとこの映画終わるんだろうな。でもこの長さって主人公と、失踪し…
《交差する時間》
座って語り合う。
切り替わる2人の顔。
クローズアップのPOVショットで浮き上がる顔。
向き合う2人は、ヤヌス像のように過去と現在を行き来しているかのよう。
映画世界を飛び越えてカ…
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