画はとても見応えがあるのだが、なんせ少年の性の目覚めみたいなものに興味がなくて…2時間がとてつもなく長く感じた。さらに終盤の、姉妹にまとわりつく少年たちが怖い。とくに妹は体も小さいのに大きな少年4人…
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田舎に住んでいた13歳の少年が都会に住む母親その恋人と暮らす事になる、学校はお金がかかるしと行かせてもらえずに、都会の街で退屈を持て余しながらも年上の男達に影響されて性に目覚めていく
女性をモノとし…
ジャン・ユスターシュ作品を初めて観た。
この映画祭のポスターの『ママと娼婦』の印象しか知らなかったので、『ぼくの小さな恋人たち』の素朴な撮り方や物語の進行の仕方に少し驚いた。あと視座に半ば諦めたよう…
初ジャン・ユスターシュ。
特集上映で「ママと娼婦」とどっちにしようか迷ったけど、モノクロ3時間半を劇場で観る勇気は出なかったのでこちらを鑑賞。
ユスターシュの少年時代の自伝的作品らしいけど、ヨーロ…
『ママと娼婦』同様ユスターシュ自身の経験を反映した物語だろうけど、この人少年時代から性的に倒錯してたなのかと思う。
画面上で起きていることが実際起きたかはわからないが、性に目覚めた主人公の欲望その…
あまりにも露骨な性的欲望のジリジリ。フランスの映画館ってあんな場所なのか?と思ったり、最後田舎道でナンパする場面もまだこんなに小さい女の子(小学校高学年くらいに見える)でもナチュラルにナンパ受け入れ…
>>続きを読む幼いほどに汚染されやすく、1度汚染されてしまうと、純粋さは取り戻せない
身も心も幼い少年が、急スピードで擦れていく、いや、擦り下ろされていく
何からも害されることもなかった少年時代は途端に幕を下ろ…
このレビューはネタバレを含みます
主人公は傍観者である。他人のキスシーンを目を逸らすことなくじっと見つめる。でも、友人や大人たちの真似をして、自らが当事者になってみても、なんだかとてもぎごちない。
そのうえ、目の前に女の子がいて触…
© Les Films du Losange