序盤の意味の分からないカットの繋ぎによって、一瞬にして清順映画の世界に取り込まれてしまった
魅力ある人を更に魅力的に撮ってしまうのは言うまでもないが、劇中に登場する階段もすべて魅力的
ツィゴイネ…
1926年が舞台の作品だが主演の松田優作のおしゃれ感?今っぽさ?なんなんでしょう?背広を着て立っているだけで「メンズノンノの方かしら?」と思ってしまった。別に人の顔に古いも新しいもないだろうけど出立…
>>続きを読む松田優作ってやっぱりかっこいい。
鈴木清順作品、夢ニに続いて2作品目。どちらも好きでした。
白昼夢のような夢か現かの世界を体験したいなら絶対におすすめ。
音と色の鮮やかさが好き。
子どもの頃、親…
このレビューはネタバレを含みます
寝落ちして目覚めたら人形師(?)とリスカバトルしておでんで晩酌してた。『ツィゴイネルワイゼン』はしっかり起きてれば話の筋が解るけどこっちはかなり難解…。とはいえ芝居小屋崩壊&鬼灯の実で埋め尽くされる…
>>続きを読む鈴木清順は若い時に何本か観たけど、あまり好きになれなかった。今も決して好みではない部分はあるものの、この作品には圧倒的な作家性がなせる技を感じました。
映画作家には二種類の作家がいると思っていて、映…
常に彼方と此方、あの世とこの世を彷徨っているような、美しくも儚く不安げな世界。
光に揺れる陽炎は、背中合わせに座る春弧と品子は、生者と死者の溶け合う瞬間なのかもしれない。
むしった花を散らし、鬼灯…