イタリアン・ネオリアリズモの代表的映画監督であるヴィットリオ・デ・シーカの作品。
舞台は敗戦直後のイタリア。一人の少年は孤児でもう一人の少年も戦後混乱期に直面し、貧困にあえいである少年である、二人と…
●'98 5/〜『イタリア映画の巨匠たち』特集上映
(初公開: '50 3/21〜)
配給: 日本ヘラルド
(初公開時配給: イタリフィルム/東宝)
スタンダード モノクロ モノラル
フィルム上映…
7月7日は戦後のイタリア映画において、ロッセリーニやヴィスコンティらと共に"ネオレアリズモ"を牽引した巨匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督の生誕116周年目に当たります。
イタリア敗戦に伴うファシスト…
子どもたちの様子を見ると、ハッとさせられる。いかに大人が利害や手間ばかり考えて、どろどろした汚い世界で生きているか。子どもはいい意味で単純である。子どもたちは大人がめちゃくちゃにした世界でただ生きて…
>>続きを読む悲惨な話なんだけれども映画はすごく面白かった。ネオレアリズモの1本。冒頭で馬を買う約束、そして闇商売を手伝う靴みがきの2人の少年。そこからどんどん悲惨になるけれど、そんなことにいちいちふさぎ込まない…
>>続きを読むまさに「哀しい結末」。自転車泥棒もそうだったが、当然考えるような結末にはいかない。素人同然の演者を使ったりしても、他の映画にまったく引けを取らない。それがデ・シーカの凄さの一つか。観るたびにぐいぐい…
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