実はこの映画は観るたびに寝ていて、完璧に観れたのは今回が多分初めてかも^^これで4回目くらいだから30年ちかくかけて僕の中で完成したことになる。でも、それだけ観直した映画という事は、やはりこの映画が…
>>続きを読む恋の終わりに明確な事件も理由もない。
ただ少しずつ、すれ違っていき、少しずつ、何かが冷めていき、そしてある日、静かに終わる。
それは失恋ではなく、
“人生が静かに曲がった瞬間”のようなものだ。
だか…
『冬冬の夏休み』がとても良かったホウ・シャオシェン監督作を続けて。
登場人物みな悪気がないまま、現実の苦みがゆったりと積み重なってゆき、誇張のないリアリティが滲み出す様が独特。主人公のおじいちゃん…
言葉がなくてもお互いの気持ちが分かってるような、沈黙さえも心地良さそうな愛以上の関係性が素敵だった。そのままで良かったからそのまま最後まで2人でいてほしかったなぁ。
全体的に言葉が少なくて、リアル…
今度「好きな四字熟語」を聞かれたらこれにしよう。
「お薬のめたね」みたいなムッチリフォントが消えてから、暗転をそのままトンネルの暗闇へと流用する冒頭のシークエンス。
「国境の長いトンネルを抜けると…
ホウシャオシェン監督作品の中でもかなりの完成度を誇る…のは分かるんだが、イマイチハマり切らなかった。理由はよく分からない。しかし冒頭の電車からスクリーンまでの一連のシーケンスで非凡な作品であることは…
>>続きを読む幼なじみとの淡い恋心が切ない純愛なラブストーリー。この繊細な雰囲気を成立させているのが、辛樹芬(シン・シューフェン)です。素朴でありながらどこか儚げな存在感が魅力的。早々に女優を引退してしまったので…
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