二条城のキーファーの展示がとても良くて、彼のドキュメンタリーをヴィムヴェンダースが撮られたと知りハカハカする思いで拝見。
第二次世界大戦直後のドイツに生まれた(バカ広いアトリエをチャリで移動してたか…
キーファーの作品は見た事ない。
正直なんとなく作品もwebページで観た程度。大好きなヴェンダース作品として鑑賞。
ヴェンダースの描く、キーファーの詩情感溢れる人物像、作品の凄みにのめり込んでしまっ…
一度彼の作品を見たいと思いつつも見れずにいる。
だからこの映画は彼の頭の中をほんの少し覗くことが出来たような嬉しさがあった。ハイデガーやツェランを愛読し、尊敬していたこと自国の戦時中の罪から目を逸ら…
螺旋階段に吊るされた衣服(《Sursum corda》)をキーファーが次々に放り投げそれらが旋回しながら床に落ちる場面があるが、落下を追ってティルトダウンしたカメラが衣服の床への激突を捉えた瞬間に響…
>>続きを読む京都二条城で開催されたアンゼルム・キーファーの『ソラリス』展。弾丸旅で見に行って、そのあとアップリンク京都で本作を観てきた。
配信でも見れるんだけど、大きなスクリーンで観たほうが、キーファーの作品…
二条城の展示に行ってから観た
ホワイトキューブじゃなかったあの展示はまた特別だったのだなと再認識
作品にもよく文字が使われるけれど常に言葉で考えている人 哲学者
映画自体はタルコフスキーのノスタ…
アンゼルム・キーファーの世界観に浸れる、戦後のドイツの悲しさと罪の意識を退廃的な美で表現してる傍ら、内省とか神話に向かったせいで批判されて本国は追い出されたのかな、最終的に日本で展示してるのもそうい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
巨大収蔵庫でチャリを乗り回す姿に始まり、アルコールを飛び散らかしてカンヴァスの植物をバーナーで炙りまくり、上下に伸び縮みする機械を操縦し熟して広い画面にたっぷりのインクを叩きつけ、パリパリと黒い本を…
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