移動し、出会い、唄う。常に何処かへ向かい続ける男、ウディ・ガスリーの伝記映画。
カルフォニアに向かう中盤のモンタージュが凄すぎる。これぞロードムービーという場面であり、ホーボーのウディ・ガスリーが…
このレビューはネタバレを含みます
ちょっと前にBlu-rayを購入して観賞。
ウディ・ガスリーが生きた時代を初めて映画を通じて感じることができた。
失うことを恐れず人々のために歌い続けた彼の姿に心を打たれた。
名もなき者を観る前に…
【この国は君のもの】
大恐慌時代を必死で「フォークソング」によって駆け抜けた男、ウディ・ガスリーの一代記。監督ハル・アシュビーにとっても最高傑作と言える列車の無賃乗車&アメリカ巡礼の旅をヒューマン…
ウディガスリーの人生を知らされるのではなく私たちはただウディガスリーの目になって世界を見る。ウディガスリーは流れていく、もっと正確にいえば水で世界へ行き渡っていく。でも土地はうるおわなくて今後もうる…
>>続きを読む1930年代、世界恐慌と砂嵐の大災害で故郷を捨てざるを得なかった労働者を励まし、奮起させるために、農場、工場、町で歌い続けたフォーク歌手ウディ・ガスリーの半生。こんな人がいたのか。魂が震えた。
人…
序盤はなんとなく何故かティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』を思い出した。このデヴィッド・キャラダインは、あのユアン・マクレガーみたいだなと、少なくとも序盤から中盤にかけては。
中盤はヒッチハイ…
#90 ハル・アシュビー大会
初鑑賞。
これは素晴らしい映画だった。
てっきり自主制作系のミニ作品かと思ったら、意外と大作で、古い町並みのロケセットや、砂嵐の特撮シーンなど、なかなか迫力があった。
…
ウディ・ガスリーという人物は、この映画を見るまで知らなかったが興味深い人物だった。ウディ役のデヴィッド・キャラダインは家族を養うため黙ってカリフォルニアに向かう向こう見ずな大胆さもあれば、資本家や地…
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