ともすれば若い笠智衆の屈託のない笑顔が学生時代の明るさをいちばん端的に体現しているようには見えた。
しかしそれとは逆に斎藤達雄のなんだか“への字”みたいな傾いだ印象の屈託をはらんだ苦笑いもむろんいい…
これが私の初めての小津安二郎作品
これが私の初めてのサイレント日本映画
大体の話は分かるけど、細かいところまではちゃんと理解しきれなかった
サイレントってむずい…
話は基本しょうもなくて笑えるも…
楽しい美女巡りは一旦お休み。マジメな顔を作って初期の小津安二郎を。
全く関係ない最後のオマケの方が長くなっちゃった。
就職難の時代を生きる卒業前後の学生話。
おもしろかったです。
学生達の下宿…
メモ
流感 = インフルエンザ
これ見よがしに壁に貼ってあるポスターはCharming Sinners=『美貌の罪人』(1929)
大学の授業で観た『学生ロマンス 若き日』にも同じように『第七…
卒業をまえに、不真面目な大学生(斉藤達夫)が仲間とすることと言えば、もちろんカンニングの仕込みである。どうやって試験監督の目を欺くか知恵を絞る彼らは、一つの画期的な方法を発明する。それは、シャツの裏…
>>続きを読む落第組の5人の動きは作中冒頭からシンクロし、一方で卒業できた5人組のほうも、就職難に直面するや否やシンクロを始める。そして遂に「応援団」の仕草を介してこの2組全員がまるっと同期する。物語内の空間とし…
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