傷だらけの自由に誇りをもて。いいセリフです。私の住んでいる国ではギリシアのような内戦は近代以降起こってません。また、自由を希求するなんてことは局所的にあったとしても、従順なのかなんなのか、全然自由じ…
>>続きを読む[アンゲロプロスの最高傑作だろう]
素晴らしかった。
ギリシャ神話になぞらえて、旅芸人の座長が殺され、その内通者である右翼の男も、彼と不倫した座長の妻も、座長の息子にあだ討ちで殺される…
たとえギリシャの知識がなくても、約4時間にも及ぶこの映画が持つ映像の力には圧倒されてしまう!
この映画はタイトル通り、“記録”。旅芸人の一座が旅する際に、ギリシャでの歴史の移り変わりを見ていく記録…
人物が覚えられないので調べた方が良い
1946年のパーティシーンと海をバックに新郎新婦が踊るシーン、その後の息子がテーブルクロスを引き摺るシーン、埋葬のシーンは良かったけど、他のショットはハマらな…
【虚構に見える空間は地続きで現実を映す】
社会主義新聞の批評家であったテオ・アンゲロプロスが秘密裏に制作を行ったこの叙事詩は、文学と歴史を旅で繋ぎながら政治と地続きの関係にあるものを紐解こうとしてい…