エギオン駅におりたった11人の旅芸人たちがいる。皆、疲れていた。まる2日眠っていなかった。
初めて観たのは小学校4年くらいの時、母に連れて行かれた岩波ホール。予備知識一切なしで観賞。わかるわけないだ…
ギリシャの戦中と戦後の記憶を、過去/現在といった二項対立ではなく、途切れなく続く現在進行形の映像の中で捉え切るとてつもない映画だった。ナチスドイツの脅威が迫る1939年と内戦を経てアメリカの支援を受…
>>続きを読む長尺かつ『狩人』同様ギリシャ近代史ががっつり関わってくる内容だったからハードル高そうに思ってたけど時系列もそこまで複雑じゃなく政治的な知識も最低限は説明してくれていて思っていたよりも全然楽しめた。び…
>>続きを読む初めて観たテオ・アンゲロプロス監督の映画で、ある旅芸人一座の愛憎劇を1939年から1952年のギリシャ現代史を背景として描いていく大河ドラマ。4時間近い長さの難解で前衛的な作風の作品である。当時は広…
>>続きを読むようやく見た。崇高で巨大、圧倒的アンゲロプロス。ワンショットで時空を越える術は『永遠と一日』の前哨戦のよう。
強靭な長回しを支える窃視するようなカメラ位置が良い。最高潮のキアロスタミのような窓明もあ…
叙事詩の意味
ようやく、スクリーンで観ることができた。なぜ、私たちは、映画に惹かれるのだろうか。その一つの理由がここにはある。
ギリシャ田園劇を上演し続ける旅芸人の一座の13年間、それは、メタクサ…
何度も再見したが難解すぎる…。
ギリシャ現代史を、旅芸人一座の歩みに重ねて描くという詩的構造。
1939年から1952年まで、独裁政権、ナチス占領、内戦。
激動と分断の続いたギリシャ現代史を、アンゲ…
アンゲロプロス日本初登場。ある旅芸人一座を通して描くギリシャ史。冒頭は52年、ある街に到着した一座。39年、ある街に到着した一座、そして40年の大戦参加、ナチ占領下のギリシャ。42年、そして52年、…
>>続きを読む