熱すぎる。
まず、69年当時のギリシャの政治的背景からして(クーデター起きたてのゴリゴリのファシズム独裁軍事政権)、こういう映画作ること自体危なすぎるし、それなのにメタファーとか戯画化とかで政府批判…
軍事政権下の架空の国。国会議員Z氏の暗殺。真相究明に動く予審判事。熱気のこもった群衆シーン。敏捷な動きのシャルル・デンネ。ミキス・テオドラキスの音楽が興奮を煽る。ガブラスは、『奇習戦隊』から本作へ。…
>>続きを読む大昔に録画してあったもの。再見。
架空の国ではなくギリシャの話らしい。
革新政党の指導者Zが暗殺されてから、予審判事が事件の裏を探るという話だか、結果は推してしるべし。実際にこの手の話の裏には革新政…
左足骨折偽装からの即左足使用描写、勲章のクローズアップとその数に比例して増えるカメラとか細かな演出がいちいち小粋。
死までがピークじゃなくてジャンルイトランティニャンのパートの方が何ならおもろいの…
【映画「アテナ」のこと】
ロマン・ガブラス監督の暴動映画「アテナ」を観た後で、この監督がコスタ・ガブラスの長男だと知った。
ちなみにここんチは娘も映画監督(「ぜんぶ、フィデルのせい」のジュリー・ガブ…
Z
架空の国が舞台
国民の自由を主張する政治家が、集会の最中に事故?に遭い亡くなる。
この事件は事故として処理されそうになるのだが、予審判事が調べていくと次々と新たな事実が出てくるのだが…
痛快…
音楽が凄い良くてオシャレで荒々しい
当時の映画らしい演出とかアクションとかがあってニューシネマ的な空気感
コスタガブラスの作品がやっと見られた
意外と癖の強いわかりやすい演出もするんだけどテンポとか…
このレビューはネタバレを含みます
ギリシャで起こった政治家の暗殺を題材にしたポリティカルサスペンス。
コスタガヴラスの出世作にして最高傑作というので、ハードル上げまくりで見たんだけど、そのハードルの二倍すごい。
荒削りなカット代わり…
第42回アカデミー賞外国語映画賞。
コスタ・ガヴラス監督作。
舞台は地中海に面した某国。左派の政治家Z氏(イヴ・モンタン)は自由を求めた集会を開催。しかし、集会は反対勢力により妨害され、Z氏は暴漢…