ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』に投稿された感想・評価

flyone

flyoneの感想・評価

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小森はるかは一貫して震災を語る人を被写体としてきた。ある事態についての記憶、それを語る人々を捉える彼女は、『ラジオ下神白』において、実際にラジオとして録音される様子を捉えることはしない。むしろその活…

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福島の復興公営団地の住民に向けたラジオ番組風CDの制作配布する文化活動家アサダワタルのプロジェクト。次に彼らは伴奏型支援バンドを結成する。声の強さと歌の力とそれぞれの人生と。小森監督の新たなフェーズ…

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kohei

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4.5

2011年の原発事故によって浪江・双葉・大熊・富岡町から避難してきた人々が暮らす、いわき市の福島県復興公営住宅・下神白(しもかじろ)団地。2015年にできたこの団地で支援活動を行っている人たちがいた…

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Mypage

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「一人になった時は寂しくて撮れない」という小森さんの話が印象的だった。
「でもそれ撮っちゃったら一人になれないですもんね」という清原さんのつっこみ。
yosukeha

yosukehaの感想・評価

5.0

地元出身というバイアスを排除してもとても良い作品だった。
何度も繰り返される「またね」という言葉が、ラジオ下神白メンバーと住民がどれだけ密な関係にあるのかを想起させる。

「またね」の根底には『別れ…

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ぱ

ぱの感想・評価

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そろそろ帰りますねと言って帰る客人をお年寄りが見送りに来る。団地の廊下を一緒に歩き、楽しかった時間の余韻に浸りながら軽い足取りで階段を下りる。ソフトランディングというか、別れまでの助走というか、この…

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Sohey

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3.8

単純な支援の方法とは全く異なる伴走型支援。音楽の力でその場にいるみんなが楽しく幸せな気持ちになれるめちゃめちゃ良い方法。支援と聞くとどうしても善意というイメージがつきまとうが、この映画には善意の影も…

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おまめ

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5.0
広い道路に隔てられる下神白団地と永崎団地の軋轢。その不穏さが歌によって融解されてしまう瞬間の素晴らしさ。

ポルトガル語の「愛してる」から海のショット、紙をばたつかせてつばめの音。

パスト・ライブス。あの頃に手をあてて。

震災を経験した過去、避難所団地で生活する今。あの頃好きだった「うた」を通して人生の違う側面に光を当てる。自分の歌声で自分を肯定する。

なんかもうそういった…

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grpcd

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3.7

ポレポレ東中野にて小森監督と看護師/写真家の尾山直子氏のアフタートーク付きで鑑賞。
原発事故により避難を余儀なくされた人々が暮らす団地でひっそりと行われる一風変わった支援活動を追ったドキュメンタリー…

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