1943年という、この映画に描かれた状況が現在進行形だったときに、ユダヤ系ドイツ人(オーストリア出身)の監督が、亡命先のアメリカで撮った反ナチ・レジスタンス映画であることには、たしかに生半可ではない…
>>続きを読む面白かった。
映画全体に漂う、言葉にできないひりつきから当時をを窺い知ることはできるが、そういった時代背景は触れたように感じるだけで、本当のところまでは理解できていないと思う。
その空気感やNO…
2025年279本目
Not The End
『メトロポリス』のフリッツ・ラング監督が、第2次大戦中のプラハを舞台に、ナチスに追われるレジスタンスの恐怖を描いた反ナチス映画の傑作
ナチス占領下のチェ…
このレビューはネタバレを含みます
結構話は発散してる
八百屋の店主がかなり良かった
主人公たちより市民がいい映画だね
終盤の歌もかなり良かった
女が地下に行った時の影の使い方が上手い
ここら辺はフリッツラング感を強く感じた
チ…
プラハ市民はナチに通ずる裏切り者を許さない(かと言って直接的にナチと戦うわけではない)、という愛国映画だが、これを大戦中の1943年に作ったというのが驚きだが(そういう意味でのあのラスト)、当時は何…
>>続きを読むラングが亡命先のアメリカで製作したレジスタンス映画の傑作。未だ戦時禍で作ってることがチャップリン『独裁者』と同じく凄いところ。前年に起きたユダヤ人拘束者、別名“死刑執行人”と恐れられたナチス副総督ハ…
>>続きを読むフリッツ・ラング作品は、初期のハルボウ脚本しか観ていなかったので、フィルモグラフィ後期の丁寧に描写を重ねていく脚本に少し驚いた。
ハイドリヒ暗殺事件に基づき、チェコを舞台にしたゲシュタポとの情報戦…
“No surrender!”気高い叫び。結び付いた魂。1943年製作、観る人の心に深く強く刻まれるフリッツ・ラングとベルトルド・ブレヒトの精神「Not the end」。構図と影の拘りも感じたが、…
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