神の声を待つ男たちの葛藤と孤独。ナンニ・モレッティ監督が2011年に発表した『教皇選挙(Habemus Papam)』は、ローマ・カトリックの教皇選挙(コンクラーベ)を題材にしながらも、権力争いや陰…
>>続きを読むめちゃくちゃ面白かった。
確信してはいけない、と常日頃ぼんやり思っていたことが言われていた。そうだよな、確信してはいけないな、と思って見終えるころに、私は確信をしてしまっていたんだなあ、と思った。
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信じる行為は疑念から生まれる
「我々は理想では無くあくまで理想として生きている」という言葉は現代社会の人間にとって原初的な生き方を突きつけるものだと思った、そもそも宗教がそういうものだから当たり前…
本当に地味な内容になるかと思いきや、
物語の展開がすごいし、最後はとても驚きがある。内部は秘密な世界をどうやって取材してここまでの世界観をつくりあげたのだろうと想像すると恐ろしい。神聖な世界の人間味…
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