人生のニブイチはずし続ける主人公の立ち居振る舞いが苛烈な戦後社会の闇を映し出している。
「はだしのゲン」のヒロポンを彷彿とさせるシーン、一か八かのノミ行為と"必要悪"についてトラウマすれすれの描写で…
戦争で普通の夫婦関係を奪われ、男に捨てら、仕事を追われ、自分の子は知らないうちに殺され、味方だと思ってた養子斡旋業者は子供を殺していて。
カロリーネの救われなさ、そしてダウマの法廷での主張を否定でき…
評判を聞いて観に行ったが想像以上の衝撃を受け今までに経験したことのないほどかなりハードな映画鑑賞だった。
第1次世界大戦後のデンマークが舞台で戦争から帰らぬ夫を待つ女性カロリーヌの物語。
戦後…
「私は、みんなが望んだことをやっただけだ」
殺人者はそう断言する。
そして、エンドロールには「この物語は実際の出来事に着想を得ている」と表示される。
たとえ本作で描かれるような事件が現代社会から…
55本目
【舞台と時代背景】
第一次世界大戦後(1920年代初頭、具体的には1919年ごろ)の デンマーク・コペンハーゲン
戦争の影響で、コペンハーゲンでは生活困窮が深刻化
女性を労働力や性的…
どんなに文明が発達しようと根本は変わらず、人間が一番進化してないのを再認識させられるホラー。
『デビルズ・バス』もそうだけれど、妊娠・出産という女性独自の生態をマイナスにしか捉えられない世…
儚くも険しくも見える三白眼のジト目が劇的。
モノクロによって際立った明暗が、闇に惹かれ合うものたちの不気味さと、真っ黒な闇から出でる影の恐怖感を際立たせていた。
しかしそれも最後にはイレーナにとって…
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