ガール・ウィズ・ニードルの作品情報・感想・評価

深すぎた
本編中はまったくなかったけどエンドロール中になんかすごいもん見たなと思ってボロボロ泣いてしまった
こういう女性性、母性、母性のありあまり方、について描く映画はあまり好きではないのに、主人公…

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彼女は針を持ち出し、一体どう使ったのか？
その答えを目の当たりにしたとき、子を産む女性の孤独を痛いほど感じるようになるだろう。

男性と繋がる事で出来る子供ですが、産む苦痛を味わうのは女性のみ。それ…

今年最高（ここ数年で最高かもしれない）の映像美を堪能した。スタンダードサイズの画面の中に路地の入り口、扉、窓により長方形に切り取られた空間を置く。その向こうに濃密で暗黒な画が広がる。ずっと見蕩れてい…

なんだかんだ言っても、結局ハッピーエンドで終わる映画的な体裁を取りつつ、「“ハッピーエンドでよかった”なんて言わせねぇよ」という圧が、全編を通してグイグイと迫ってくる作品だった。
「戦後」と言っても…

地獄系映画。
貧困で子供を育てられない母親から嬰児を里子に出してあげるよと受け取り、その子を殺していた女から着想を得て作られたらしい。

貧困は人を殺す。
社会全体が貧しくなると、本当に弱い人間にす…

　デンマークで実際に起こった連続殺人事件を扱った映画。本作は徹底して女性の映画で、序盤は戦後のデンマークで、如何に女性が経済的に追い詰められていくかが主人公を通して丹念に描かれる。しかも彼女は、近く…

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お乳が出て、それを養子に出す前の子にあげる、愛する、養子に行かないで欲しいとまで思う
出される家族を見ようと着いていく先で目にする真実
自分もまた、子を託したことが今さら苦しめる
戻る場所は、子を持…

映像美。音楽と映像の力で所々まじでビクってなる場面があった。
非常に重たい…なんとなく予想はついてたけど、赤ちゃんのシーンは見てられなかった。大音量大画面の映画館で見たのはきつかった…けど全体的な重…

ずっと主人公の前に理不尽な困難が立ちはだかり続けるような苦しい不条理劇だった。ちょっと希望があっても「どうせ絶望のためのフリなんでしょ」と思ってしまうし、案の定しっかり落としてくるのでひたすら絶望的…