なんて美しい映画だろう。
ささやかで、ひそやかで、つつましく、
静かなる言語で語られるこの映画に心を奪われ続けた。
現代インドで生きる女性たちの憂いを、
淡く滲むような色彩で、静謐なサウンドで寄り添…
喧騒や鳥や虫や雨風なんかの環境音も手伝ってかなんかぼーっとしながら見ちゃってた。
心の中に光があること。光だと想えることは、なんだろうなぁとかぼんやり思いました。
後半の田舎のシーンのほうが好きだっ…
可愛い音楽、光が幻想的で、ちょっとした言葉も美しい。私、これ好み!
ムンバイで暮らす年代の違う3人の女性が、自分に降り掛かる苦難に悩み進んでいく姿を描く。それは家制度だったり、宗教だったりと、立ち…
不在の男たちに縛られた3人の女たちが、夜の海辺で小さな光を手に入れるまで。
ムンバイから海辺の村へ、幻想を通り抜けて現実へ。
死者を、幻想を拒み、生きることを選んだ彼女たちの選択は、静かで、現実のよ…
人はいろんな“シガラミ”の中で生きてる
自由なんかない、と思っているけど
本当は“選択肢”はあるし、どんな生き方を選ぶこともできる
『人生は二度とない』を観て背中を押された“そのこと”をまた違った…
大都会ムンバイで生活する2人の女性を通して都会に生きる人々の「現代病」とも言える内面を扱った映画。
もちろん宗教の問題とか貧富の格差とか、より普遍的な問題もそこでは取り上げられるんだけれど、それ以…
こんなインド映画ってあったんだ
っていう衝撃が大きい。
ヒューマントラストシネマ有楽町という場所も相まって、観客の年齢層も割りかし高めだったのが良い空間でした。
ほぼドキュメンタリー観てるかのよう…
日本に入ってくるインド映画には珍しく、しっとり系の映画。
男性不在の、女性たちの日常の悩みや生きづらさを淡々と描く。
前半の都会の騒々しさと、後半の美しい村は良い対比になっている。
ラストシーンは…
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