『太平洋奇跡の作戦 キスカ』(1965)DVDで初鑑賞。撤退作戦がこれ程面白いなんて。日本の戦争映画の悲壮感は抑えめで人命救出に懸ける男達の知恵と勇気をテンポ良く描く。心地良くクライマックスは感動だ…
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先日フォロワーさんが紹介していて、そう言えば昔にテレビで観たなって。
それも亡き父親と観た記憶なので、35年以上前・・。
その時感じたのは、日本の戦争映画って昭和の作品に多いのが「滅びの美学」。そ…
この時代の映画って考証がめちゃくちゃだったりするけど、実際にキスカ島に配属されてた人の話に基づくドキュメンタリーに近い映画。
太平洋戦争がテーマの映画だと男たちの大和と硫黄島からの手紙がパッと思い浮…
太平洋奇跡の作戦キスカ
1965年公開。日本の戦争映画にこのようなものがあってもいい…
第二次世界大戦。日本軍が展開した南方戦線は、殆どの島で玉砕、皆殺しに合っていた。
ガダルカナル島、戦死2…
二度目の観賞だが、何度見ても引き込まれるいい映画。
キスカ島に残された兵士のどん底にありながらの撤退の僅かな希望に基づく、愚直なまでの1日2時間だけの集結。
モノクロの中にあって明暗の演出が素晴らし…
キスカ島に残る兵隊5200名を救出するため、大村大将率いるキスカ島守備隊が沈着な判断の末、米軍に気付かれずに潜入、見事に助け出すという物語。そもそもこんな作戦があったのかと驚いた。
撤退作戦なので艦…
CGではないが、現代の最新技術を持ってしてもこの映画は超えられないだろう。
写実的映像美を超えた完成度がある。
戦争映画の中ではトップクラスだと思う。
戦争映画は内地の家族や恋人といった哀愁漂うシ…
このレビューはネタバレを含みます
日本作製の戦争映画のなかでもラストがハッピーエンドで終わる数少ない作品
オールスター男性キャストで実話に基づいた撤退作戦を描いているというのは珍しい
円谷英二が手掛けた特撮技術と三船敏郎を筆頭に著…
第二次世界大戦中の1943年、玉砕覚悟のアリューシャン列島のキスカ島、その守備隊を救出する有名な撤退作戦を描いた映画だ。
一番心を打たれたのは、史実の木村中将(映画では別の名前になっている)を演じ…
日本版ダンケルクとも言われる本作。
話の大筋と実現した作戦、結果は
似ていますが、映画としては、
コンセプトは全然違う。
本作は、助ける側の作戦経緯や
様子がメインになっている。
キスカ島に残さ…