フリーザ

CURE キュアのフリーザのネタバレレビュー・内容・結末

CURE キュア(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃどうでもいいことですが僕はこの映画の時の萩原聖人に見た目が激似です。

緊張感のあるサスペンスでありつつホラー的な演出も多く印象に残るシーンが多い。
また話も胸糞悪く精神的にも残る嫌らしさがあって不快指数高め。
誰にでもオススメできる作品ではないが、海外のダークなサスペンスに引けを取らないパワーのある映画。

冒頭の殺人シーンのインパクトが凄い、が若干あの演出だけ浮いてる気もする。
全体的にだだっ広い室内、みたいなロケーションが多くそれを真横から俯瞰して撮っているような(舞台を観ているような)構図が多い。

前半は都市部が舞台であるが後半は人里離れた病院であったり精神世界が出てくるのが特徴。
また、奥さんとバスに乗って病院に行ったのに次に1人でバスに乗って着いた先は間宮のいる施設になっていたりと色々カオス。

間宮の「アンタ誰だ」という質問は名前や年齢や住所や肩書きではなく「何を考え何をしたい人間なのか」ということであり、高部は作中唯一その質問の真の答えを返しその上でライターを付け間宮のことを聞いてきた人物なので間宮は「こいつめっちゃ分かってるじゃん」と感動していた。ということを2度目の鑑賞で気がついた。

服は所謂ペルソナであり、空の洗濯機を回す奥さん・クリーニング屋に出したはずの服がない等のシーンはそう考えれば何となくしっくりくる。

考察出来る部分が沢山あるが、ただの頭でっかちな作品ではなく演出や映像や音だけでもグイグイ引っ張る力がある。

2020.1.13
2024.2.10
2件
  • Sheーちゃん

    フリーザさん こんにちは🍀 CUREって解放した人にとってなのか 解放された人にとってCUREなのか難しかったです。 当時、萩原聖人に激似だったそうですが 現在はどうですか?🤭

  • フリーザ

    Sheーちゃんさん その解釈は難しいですね、、、 自分は後者だと思ってますが、前者の解釈でもいけますね! 今はだいぶかけ離れてしまったのでこの当時限定です!笑

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1991年生まれのバンドマン。 以下順不同 ■特に好きな監督 ウディ・アレン ブライアン・デ・パルマ ダリオ・アルジェント アルフレッド・ヒッチコック ジョン・カーペンター デヴィッド・リンチ ロ…

1991年生まれのバンドマン。 以下順不同 ■特に好きな監督 ウディ・アレン ブライアン・デ・パルマ ダリオ・アルジェント アルフレッド・ヒッチコック ジョン・カーペンター デヴィッド・リンチ ロバート・アルトマン イングマール・ベルイマン ■特に好きな役者 ダスティン・ホフマン ジャック・ニコルソン ジェイク・ギレンホール ジョン・トラヴォルタ ニコール・キッドマン ナオミ・ワッツ ダイアン・キートン 松岡茉優