マンチェスター・シティとリヴァプールの試合みるまでに1本という事で、ハーフタイムなんだけど、寝ちゃうから冒頭だけ何作か沢山見ている抜きにしたらしっかりベルトルッチみるのが初めてだった。
もちろん才…
ベルトルッチの初長編映画監督作。
さまざまな人物の証言をもとに娼婦殺しを暴いていく話だけれど、サスペンスともミステリーとも言えない曖昧な感じではあります。
ただ光と影の使い方などの映像美はのちのベル…
このレビューはネタバレを含みます
突出した作品かと言われれば、
それは黒澤明の「羅生門」に軍配が上がってしまう。降り頻る雨の演出も含めて。
にしてもだ、
イタリアの貧困と最下層の生き様をここまで如実に炙り出すベルトリッチ。これで2…
カメラが自由に動いて移動する登場人物をひたすら追いかける。コントラストの効いたモノクロフィルムが人物のクロースアップされた顔を異様に浮かび上がらせる。娼婦が殺され、その現場に居合わせた男たち一人一人…
>>続きを読む郊外で娼婦が死体で発見され、犯人をめぐり地元の不良少年や、ヒモの男を次々に尋問にかけるも、それぞれの証言が食い違い、犯人像を絞ることができない。誰が犯人なのか、あるいは本当に犯人はいるのか。
のち…
このレビューはネタバレを含みます
『ベルトルッチの羅生門』(厳密には異なる)
ネオレアリズモ的な題材や若者たちの描写等は、原案がパゾリーニという要素が大きいのではないかと思う。
ミステリーとしては荒削りではあるのだが、滑らかな移…