殺しのネタバレレビュー・内容・結末

『殺し』に投稿されたネタバレ・内容・結末

突出した作品かと言われれば、
それは黒澤明の「羅生門」に軍配が上がってしまう。降り頻る雨の演出も含めて。

にしてもだ、
イタリアの貧困と最下層の生き様をここまで如実に炙り出すベルトリッチ。これで2…

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『ベルトルッチの羅生門』(厳密には異なる)

ネオレアリズモ的な題材や若者たちの描写等は、原案がパゾリーニという要素が大きいのではないかと思う。

ミステリーとしては荒削りではあるのだが、滑らかな移…

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ベルトルッチ初監督作品(原案はパゾリーニ)

夜の公園で殺された娼婦の事件について、尋問される男たち。

コソ泥や高利貸し女のヒモ男、薄気味悪い兵士に目つきの悪い木のサンダル男など、娼婦が殺されたと…

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イタリア版藪の中
行動の根底には貧困がある
貧困を解決するための行為

ダンスシーンいい

ローマ・テーベレ川の土手で中年娼婦の死体が発見される。
こそ泥、娼婦相手に高利貸しを持ちかける男、休暇中に女性を口説く兵士、同性愛者の男、そのレインコートを盗んだ少年2人組など次々と浮かび上がる容疑…

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2022/02/16 DVD

パゾリーニの原案を元にセルジオ・チッティと共に脚本化、当時イタリア最年少の21歳のベルナルド・ベルトルッチが監督した商業長編デビュー作。
ローマで起きた中年娼婦の殺人…

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-あたし、石段を降りてもいいの?
-歳をとると、つらいのよ。登るのが。

下から見上げる女。
男。石段を降りる。
降りる降りる降りる。
サンダルの音は、まるで何かを切り刻むよう。
せめぎあう。


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オープニングの屍体の指に残っている不釣り合いな大きな指輪と剥がれたマニュキュアにタイトルロール被せる21歳のベルトルッチの映像感覚…不快な空気が満ち満ちて始まった🤩ところが、何度も寝落ちしてしまい……

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これは「羅生門」と比較するのが楽しいやつ。

全てのことばには話者の主観が入る故に嘘である。羅生門に影響うけてる群像証言劇。裏ローマの生活が興味深い。

気になった点。
エスペリアとうまく別れられた?
フランコリッキオ溺れた?
マリエッラは何し…

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