
晩年のゴダールの引用とコラージュの手法によりながら、みじかいこともあってシンプルな「遺作」である。
めずらしく無音のシーンがおおいのも特徴。
「遺作」のようなものを撮りつづけたゴダールも、ほんと…
ラストのゴダールには問答無用に涙ぐむ。『ホワイトハンター ブラックハート』のイーストウッドが重なった。
面長な白馬のクロースアップは「宇宙は一本の指であり、あらゆるものは一頭の馬だ」というゴダール…
正真正銘のゴダールの遺作。
イメージの本のアウトテイク的な掌編でタッチも似ている。短いながら⼆部構成になっており、僕の大好きな「軽蔑」や「はなればなれに」が引用されておりジーンと来た。
キレキレの音…
ゴダールの走馬灯という印象。彼を構成するDNAのように、螺旋状に絡み合う「イメージ」を観測するMRIとしてのシナリオ。
しかし『奇妙な戦争』のようなイメージの羅列ではなく、露骨に「死」へのアプローチ…
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第七藝術劇場
前半に「シナリオ」本編、後半で「予告編の構想」という構成で上映してくれて有難い。正直、多種多様なイメージのコラージュな本編で意味見いだすのはほぼ不可能で、「予告編の…
相変わらずゴダールという監督は私にとって高尚すぎるが故に意味不明(おそらく良い意味で、、)。
たまたま渋谷で用事があり、空き時間にちょうどよく上映していてくれたこの作品。
私はとても好きだった。…
©Écran noir productions — Arte France — Nekojarashi/Roadstead