「最後に残った正義感」
閉鎖的な村で起きた事件に対して、事勿れ主義で通していた警官を描いた作品
特に事件もなければ、あったとしても解決することもせず、村を支配するものたちの言うことに従っているだ…
インパクトのあるポスターと今年最高のラストシーンというコピーが気になっていたルーマニア映画
特に美しいわけでもない田舎の風景と太ったオジさんとオバさんばかりが映る画面
目の保養になる映像が1秒も無…
ルーマニアという舞台とジャケットから、風変わりな映画なのかな?
と思ったけど、人間の業を描いた割と定番のクライム・サスペンス。
「目を背けていれば、自分も得をする悪に気づいたとき、あなたはどうする…
確かにラストシーンはすごかった。前半の、ひたすらにスローでロウで刺激のない田舎の風景のすべてがフリのよう。
ただ、主人公のキャラクターも含め、思ったよりもかなり脱力感が強く、全体としてはもう一度見…
確か年初に公開されていてスルーしてしまっていた本作をやっと見ることができた。パウル・ネゴエスク監督はルーマニア出身で、去年見た「ヨーロッパ新世紀」のクリスティアン・ムンジウ監督もルーマニア出身だった…
>>続きを読む人間は等しく、愚か。すごく雰囲気のいい映画。
モルドヴァののどかな町並みと暗澹たる人間模様のコントラスト、ホラー作品ばかり見ているせいかちょっと刺激が足りなかった。
ご当地ならではの閉塞感を見たか…
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