1959年 原作は伊藤正。「最高殊勲夫人」のコンビ・白坂依志夫と増村保造がそれぞれ脚色・監督を担当している。
クレジットの主役は明らかに「若尾文子」だが、映画の中身はどう見ても佐分利信、川崎敬…
おんなじ店行っておんなじ音楽ばっか流れてる、音楽いい、大量に人がいるなかでめっちゃ喋るんやけど、必要な音だけ入れてる、見せたいリアリズムが別にあるからリアルはいらん、
ビンタ4回からの首絞めで好きな…
このレビューはネタバレを含みます
伊藤整の原作小説はエゴイズムと欲望がうごめく各人物の内面を徹底的かつ露悪的に言語化されたものだった。映画では各人物の内面はモノローグによって説明されない。その代わり刹那的で幼稚でエゴイスティックな行…
>>続きを読むお気持ちを表すための現ナマ手渡し、設備投資を渋る社長。浮気、浮気、浮気に逆ギレ。川崎敬三みたいな性欲丸出しの男は観るのが本当にキツい。
映画館の忍び寄る手、暗い階段を降りる佐分利信、ラストのガスタン…
山本薩夫の『傷だらけの山河』とキャストも似ているし、戦後資本主義の風刺という内容も共通しているが、『傷だらけの山河』の山村聡と本作の佐分利信を比べると、似たような顔でも正反対の人物像だ。
いつも権力…
1時間半ちょっとの映画で、これほど男女の情欲が渦巻く映画はザラには無いのではないだろうか。タイトルの「氾濫」が『性の氾濫』とは思わなかった。
クレジットには、若尾文子がトップになっているが、主演とい…
エゲツない話やなー。
伊藤整、こんなん書いてたんか!!
増村はうまい。
ドロドロ大映ドラマの基礎。
良い人いないなー。
結局、佐分利信もいい人ではないもんな。
川崎敬三の部屋がいい。
モンローの有名…
みんな何かしらの欲望を持っていて、やられっぱなしじゃないのが良かった
バーで踊るダンサーがカッコよかった
糸引くキスシーンとドアが閉まるシーンお気に入り
階段が印象的
川崎敬三演じる若い学者の住…