スタッフの作品情報・感想・評価

スタッフ1975年製作の映画)

PERSONEL

製作国:

上映時間:67分

3.6

『スタッフ』に投稿された感想・評価

まさに「下働き」という内容
権力に逆らえず屈してしまう少年

舞台という華やかさの裏で泥臭く頑張っているスタッフという対立した表現
少年の理想と現実も乖離しており二元論的な問いを投げかけられる

メ…

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別題:『下働き』

2年半くらい前に買った『デカローグ』Blu-ray BOX特典の初期作品集より鑑賞。特典だけで7作もあって、これは4つ目。

オペラ座のスタッフが主人公。トイレの個室で煙草を吸っ…

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このレビューはネタバレを含みます

舞台演劇の持つ魔力とその魔力に魅せられれば魅せられるほどに絶望してしまうような舞台を支える制作スタッフの内情のギャップが印象的でした
舞台裏で劇場技師(?)とロメクが語るシーンは照明と空間が非現…

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adeam

adeamの感想・評価

3.0

テレビ用に制作されたキェシロフスキ初期の中編。
劇団の裏方として働き始めた青年が内部の対立に巻き込まれ幻滅する姿を描き、複数の映画祭で受賞を果たした作品です。
前半は衣装係の青年を中心とした裏方の人…

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文字通りの「舞台裏」を描くドキュメントタッチの作品。
華やかな世界の華やかでない部分が「冷ややかに」とか「苛烈に」とかでなく「常温」で描かれていて逃げ場のない感じ。彼はあの紙になんと書くんだろう………

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たむ

たむの感想・評価

4.2

キェシロフスキ監督の初期の劇映画です。
この頃のポーランドの映画作家は社会主義的なものに対する反発、挫折を青春映画の枠組みの中で行う事も多かったですが、本作もそんな一本です。

演劇の衣装担当のスタ…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

2.5

「スタッフ(下働き)」

冒頭、18歳の青年。ファッション関係の裏方の仕事、黒魔術の話、煙草の爆発、オペラの仕立屋、芸術の魔法、復讐心、嫉妬、口論、幻想、悪意、非難。今、ロメクの日常が映される…本作…

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kaeru3

kaeru3の感想・評価

3.8
みずみずしいという印象。舞台に携わる人たちの高揚感と倦怠感のようなものをとらえてる。

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