スペイン内乱の後日譚を、フレッド・ジンネマン監督が、人間どうしの思い・ふれあいなどを描いたドラマ。
ジンネマンの『ジャッカルの日』のようにハラハラするサスペンス映画ではないが、スペイン内乱のヒーロー…
スペイン市民戦争から20年後、フランスで暮らす元共和派リーダーのマヌエルがスペインに戻って戦うことを請われ、罠を承知しながらも帰国して、自分を待ち伏せするスペインの警察署長に一矢報いようとする話。
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BEHOLD A PALE HORSE 1964年 モノクロ 115分。1939年のスペイン内戦終結から20年後、反政府軍のリーダー マヌエルは、フランスに潜伏していた。彼の母が重病となり、警察は彼…
>>続きを読むスペイン内戦から20年後が舞台のサスペンス映画。
反フランコゲリラの英雄だった男をおびき出すため、男の母が危篤になったのを利用して罠を張る警察署長(フランコ主義者)。
スペイン内戦という設定はこのあ…
原題はBehold the Pale Horse は「蒼ざめた馬を見よ」“ヨハネ黙示録”6章8節の有名な聖句であるとあった。邦題はKilling a Mouse on Sunday に拠っているらし…
>>続きを読む蒼ざめた馬を視よ ****
原題Behold a Pale Horse、1964年、米、B&W、118分、ヴィスタ。
スペイン市民戦争終結(39年)から20年。かつての共和軍(人民戦線)の…
このレビューはネタバレを含みます
<元ゲリラ、警察署長、神父、それぞれの「正義」>
革命家と警察署長、二人とも単純な英雄でも法の番人でもなく、人間らしい欲望と名誉欲を持つ俗人である。
マヌエル(グレゴリー・ペック)が全てに終止符を…