このレビューはネタバレを含みます
なんとなく、トリュフォーの『大人は判ってくれない』に似た感じだと思った。
前半の家族の不和、それをなんとかしようとする主人公レンコの奔走する姿がキュートで良い。
それだけでなく、きちんと思春期が故…
日本の家の中の撮り方がすごい。冷静に考えればただのアパートの一室や一軒家の間取りを想像できるのに、ちょっと混乱する。細やかな人間ドラマのままがいいなあなんて思ったけど、それは相米慎二のほかの映画を見…
>>続きを読む田畑さん…本当にデビュー作?!ってくらい表情に引き込まれてそして結構重たかった
なんとも味わったのことのない不思議さがあって日本のお祭りの感じ、あの地元にしか流れない空気の中にいる感覚が良かった
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教室の描写天才すぎる演技指導どうなってるんだ、、、黒ひげやらプリッツやら良い商品は末永く世界に求められる
バイクの2人乗り、インディーアジア映画っぽくてよかったな、青の稲妻とかもう一回見たい
桜田淳…
【1993年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
田畑智子のデビュー作であるとともに、桜田淳子の最後の出演作でもある。相米慎二監督は見なきゃ見なきゃと思いつつこれが初鑑賞。
前半は森田芳光『家族…
確かに小学校の教室の中…こんな感じやった…20年経つとこうも変わる、小学生からすでに生きにくく成るなんて…
ってな事考えながら、久方ぶりに相米作品を…主人公の真っ直ぐな力強い生き方、性格ゆえに本人だ…
余韻が、、、すごい。
しょっぱなの、やけに鋭い三角形のテーブルと、紫すぎる食卓に笑っちゃったけど、こんな2時間ぶっ通しで釘付けになるとは。
ラストの「私、早く大人になる」から始まる夜は、少し冗長な気…
男と女それぞれの良いところダメなとこがよーく描写されてる
カメラワークも最高。
レンの心が変わっていき、良くも悪くも大人へと成長していく様子と、日本の夏の切なさみたいなものがめちゃくちゃリンクしてた…