「おめでとうございます!!」
この映画はちょっとすごい。相米監督の代表作の一本であるし、日本映画史に残る一本である。
前半の演出ももちろん見事。父ケンイチとレンコの立ち位置に段差を設けて相容れなさ…
両親の離婚に翻弄される少女の多感な息遣い。三人一緒に暮らしたい。なのにどうして。やり場の無い思い。抑えきれぬ悶え。ありふれたファミリーストーリーで炸裂する過激な相米節は衝撃そのもの。「ありがとうござ…
>>続きを読むやっぱすごいな相米慎二。
冷静に考えて、映画って大人が作るもんじゃないですか。それでこんなに子供の気持ちに寄り添えるってなかなか簡単なことじゃないと思うんですよ。
もちろん原作があって、奥寺さん…
お・お・お・女の子に生まれ変わったらね、まずは黒髪ボブにして、「『レオン』のときのナタリー・ポートマンを意識してる?」って嫌な質問をしてきた人に「『お引越し』のときの田畑智子だよ」って言い返すね🎶(…
>>続きを読むちょっと早い親離れを強いられる11歳の少女。仲良かった父は異物、気丈な母には近親憎悪。コドモ扱いせんといて、でもコドモなところが切なくもリアル。彷徨いの果て幻想の家族は水に沈み、自分を抱きしめて再生…
>>続きを読む没後20年作家主義相米慎二@下高井戸シネマ
相米慎二の東京上空いらっしゃいませの次の作品で中井貴一と笑福亭鶴瓶は続けてキャスティング
相米慎二はリアルから途中ファンタジーに移行して観終わってから…
両親の離婚に一生懸命対峙しているレンコの姿に心が打たれました。でもちょっとやり過ぎなところもあるような。これが当時の尖った感じだったのかなぁ?川岸での花火のシーンの後、セリフ無しの場面が続くのはすご…
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